WordPressにファビコンを設定、表示させる方法を解説します。
ファビコン(favicon)とはそのサイトのアイコンのことで、検索結果画面やブラウザのタブなどに表示されます。
- ▲上記の赤枠部分がファビコンです。
本記事ではWordPressでファビコンを設定する3つの方法や、より効果的なファビコンを作成するコツなどを、
初心者にもわかりやすいようキャプチャ画像を使ってくわしく解説します。
- ※本記事で紹介している情報は執筆時点のものであり、閲覧時点では変更になっている場合がございます。また、ご利用の環境(ブラウザ、サーバー、プラグイン、テーマ、またはそのバージョンや設定、WordPress本体のバージョンや設定など)によっては本記事の情報通りに動作しない場合がございます。あらかじめご了承ください。
目次
WordPressにファビコンを設定するメリット
そもそもWordPressにファビコンを設定させると、どんなメリット・利点があるのでしょうか?
- ファビコンのメリット
-
- 検索結果に表示される
- クリック率が上がる
- ブランディングに役立つ
- 再来訪率・熟読率が向上する
ファビコンを設定しておくと、検索された時に検索結果画面に表示されます。
良いファビコンを作ることができれば、検索結果画面上で目立ちますし、ユーザーからクリックされやすくなります。
メディアのブランディングにも役立ちますし、良い記事を書いて読者を満足させることができれば、その後のリピート訪問や記事の熟読率の向上にもつながります。
WordPressにファビコンを設定する方法
WordPressにファビコンを設定、表示する方法を解説します。
ファビコンを設定するには以下の3つの方法があります。
- WordPressのデフォルト機能を使う
- WordPressのテーマファイルを編集する
- WordPressプラグインを使う
WordPress4.3以降のバージョンでは、デフォルト機能を使って簡単にファビコンを設定することがきるようになりました。
なので通常は1つ目を実施すればOKです。
WordPressのデフォルト機能を使う
WordPressにデフォルトで搭載されている機能を使って、ファビコンを設定してみましょう。
WordPress管理画面の左メニューから、「外観」→「カスタマイズ」へと進みます。
「サイト基本情報」を選択します。
- ※ご利用中のテーマによっては若干メニューの項目などが変更になっている可能性がありますが、流れはだいたい同じです。
「サイトアイコン」の項目があるので、ここからファビコンの設定をおこないます。
ロゴに設定する画像にチェックを入れ、右下の「選択」ボタンを押下します。
- ※ファビコン画像の推奨サイズやファイル形式については、のちほど解説しています。
必要に応じて画像を切り抜いてください。
とくに必要がない場合はなにもする必要はありません。
「画像の切り抜き」を押下して先に進みます。
「公開」ボタンを押下します。
ファビコンが変更されました。
WordPressのテーマファイルを編集する
前述のとおり、WordPress4.3以降は前述の方法でファビコンを設定できます。
しかし何らかの事情で旧いバージョンのWordPressを利用している場合、WordPressのテーマファイルを編集することでファビコンを設定することもできます。
実際にやってみましょう。
- ※テーマファイルを直接編集する場合には、事前に必ずバックアップをとって下さい。
WordPress管理画面の左メニューから、「外観」→「テーマエディター」へと進みます。
「header.php」の編集画面を開きます。
</head>の記載の上に、下記のタグを挿入してください。
<link rel="shortcut icon" href="ファビコンに指定したい画像のURL">
- ※ファビコンに設定する画像は、拡張子を.icoにしてください。
挿入したら「ファイルを更新」ボタンを押下します。
ファビコンが変更されました。
WordPressプラグインを使う
WordPress4.3よりも旧いバージョンのWordPressを利用している場合、かつテーマファイルを自力で修正することが難しい場合、
ファビコンを設定できるWordPressプラグインを使うという方法もあります。
今回は「Favicon Rotator」を使ってファビコンを設定してみましょう。
WordPress管理画面の左メニューから、「プラグイン」→「新規追加」へと進みます。
右上の検索窓に「Favicon Rotator」と入力します。
プラグインが見つかったら「今すぐインストール」ボタンを押下します。
「有効化」ボタンを押下します。
WordPress管理画面の左メニューから、「外観」→「Favicon」へと進みます。
上記のような設定画面が表示されますので、「Add Icon」ボタンを押下します。
メディアの選択画面が表示されますので、新しい画像をアップロードするか、メディアライブラリから画像を選択してください。
今回はメディアライブラリから画像を選択します。
ファビコンに設定したい画像の「表示」を押下します。
「Add Browser Icon」ボタンを押下します。
「Save Changes」ボタンを押下します。
ファビコンが変更されました。
(番外編)デフォルトのファビコンを削除
ちなみに、WordPressの最新バージョンでは、以下の画像のとおりWordPressのロゴがファビコンに表示されます。
このままでも問題はないのですが、気になる方はプラグイン「WP Favicon Remover」でこれを削除することもできます。
実際にやってみましょう。
WordPress管理画面の左メニューから、「プラグイン」→「新規追加」へと進みます。
右上の検索窓に「WP Favicon Remover」と入力します。
プラグインが見つかったら「今すぐインストール」ボタンを押下します。
「有効化」ボタンを押下します。
これで完了です。
ファビコンが削除されて、テーマのデフォルトアイコンに変わりました。
- ※上記はCocoonのアイコンが表示されています。
ファビコン画像を作成する方法
ここではファビコンに使用する画像を作成する方法や、ファビコン画像のサイズとファイル形式について解説します。
ファビコン画像のサイズとファイル形式
WordPressのファビコン画像では、以下の画像サイズとファイル形式が推奨されています。
- サイズ:512 × 512ピクセル以上
- ファイル形式:ico
WordPressの管理画面上では、下記の記載があります。
画像サイズは512 × 512ピクセル以上にしてくださいとの注意書きがあります。
正方形が推奨されていますが、実際には画像を選択後にトリミングが可能なので、かならずしも正方形である必要はありません。
ファビコン画像は「.gif」「.png」「.ico」の3つのファイル形式が利用できます。
ただし、ブラウザによってはgifやpngのファビコン画像が表示されないものもあるため、icoで作成することをおすすめします。
ファビコン画像の作成方法
ファビコン画像を作る方法についてです。
画像作成についてはいくつかの手段があります。
- ファビコンを自作する
- フリー素材サイトを利用する
- デザイナーに制作を依頼する
ファビコンは自分で作ることもできます。
Photoshopなどの画像編集ソフトが使えればベストですが、簡単なものであればPowerPointでも作ることができます。
また、CanvaというWebサービスを使えば、デザイナーが作成したたくさんのテンプレートをベースにしてアイコンを作成することができます。
アイコン画像があるフリー素材サイトからダウンロードするという方法もあります。
おすすめのフリー素材サイトをいくつか紹介します。
icooon-mono
シンプルなモノトーンのアイコン素材が6,000点以上。商用利用可能で無料でダウンロードできます。
FLAT ICON DESIGN
クオリティの高いフラットデザインのアイコン素材が特徴。商用利用可能で無料でダウンロードできます。
icon rainbow
商用利用可能なアイコン素材(無料)をダウンロード可能。素材は6,500点以上あります。
ハンコでアソブ
判子風のおしゃれでかわいいアイコンが特徴です。商用利用可能で無料でダウンロードできます。
効果的なWordPressファビコンのコツ
ただ単純にWordPressにファビコンを表示させるだけでは、メリットを活かすことはできません。
効果的なファビコンを作るためのコツをいくつか紹介します。
目立つデザインにする
よりユーザーの目にとまりやすいファビコンにするためには、目立つデザインにすることをおすすめします。
ただ派手な色やデザインにすればいいわけではなく、他のサイトではあまり使われない色やデザインを選ぶことも大切です。
たとえばカラフルな色味のファビコンが多いのであれば、あえて黒を選んだほうが目立ちますよね。
サイト内容を表わすものにする
サイトの内容とまったく関係のないデザインにしてしまうと、ブランディングやクリック率にも不利になってしまいます。
ファビコンはそのサイトの内容を端的に表わすものにしましょう。
また、企業ロゴやサイトロゴのデザイン・色味との統一感も大切です。
シンプルで見やすいものにする
ファビコンの表示はとても小さいので、複雑なデザインにしてしまうとそこに何が描かれているのかを理解することができません。
ファビコンはシンプルで、小さくても見やすいデザインにすることをおすすめします。
WordPressのファビコン まとめ
WordPressにファビコンを設定・表示する方法を紹介しました。
ファビコンはWordPressのビルトイン機能で簡単に設定することができますので、ぜひ今回の内容を参考に試してみてください。
また、ファビコンのメリットを最大限に発揮させるためには、デザインや色味を工夫することも大切です。
目立ちやすく、サイトの内容を端的に表わすファビコンを作ることができれば、
クリック率の向上やリピート率の向上、サイトのブランディングにも役立ちます。
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