【徹底解説】アフィリエイトとは？初心者でも稼げる始め方＆収益化のコツ！

ASP（アフィリエイト・サービス・プロバイダ）とは、広告主とアフィリエイターを仲介する企業のことで、ASPを利用するアフィリエイトを「ASPアフィリエイト」といいます。

ASPには広告主から依頼された広告案件が多数あり、アフィリエイターはASPに登録されている広告案件と提携した上で、自身のWebサイト（ブログやアフィリエイトサイト）で紹介します。

そして、Webサイトの訪問者が広告を通して商品やサービスの購入や契約をすると、アフィリエイターに報酬が支払われる仕組みです。

ASPアフィリエイトは、成約のハードルは高めですが比較的報酬単価が高いため、大きな収益を得やすい手法です。

ただし紹介できる商品やサービスが限られている点がデメリットで、自分が紹介したいものが必ずしもあるわけではありません。

ジャンルによっては取り扱っている商品やサービスが全くないこともあり得るため、ASPアフィリエイトではとくにジャンル選定が稼げるかどうかの鍵となります。

ASP以外では、Amazonや楽天などの大型ECモールのアフィリエイトプログラムに参加するという方法もあります。

このような手法を「物販アフィリエイト」といいます。

物販アフィリエイトは、各ECモール内の商品を自身のWebサイト内で紹介し、ユーザー（読者）が広告（商品リンク）を経由して購入すると報酬が発生する仕組みです。

Amazonや楽天には膨大な数の商品が存在するため、紹介できるものが無限というメリットがあります。

ただしASPアフィリエイトに比べて報酬単価がとても低いため、たくさん売らないと稼げない点がデメリットです。

たとえばAmazonアソシエイトでは、本が売れた場合の紹介利用率は3%なので、1,000円の本が1冊売れたときの報酬が3円となり、1万円の報酬を得るには3,000冊以上売る必要があります。

成果報酬型は、広告主が設定する成果条件（購入・入会・資料請求など）を達成すると報酬が発生します。

一般的にアフィリエイトというとこの成果報酬型を指すことが多いです。

ほとんどの場合、以下の3つのステップを経て報酬が発生します。

成果報酬型は、Webサイトへのアクセスを増やすだけではなく、広告をクリックして実際に商品・サービスを購入してもらう工夫なども必要なため難易度は高めです。

それだけに報酬も高めに設定されているケースが多く、やりがいもあります。

クリック課金型は、自身のWebサイトに設置した広告がクリックされるだけで報酬が発生する仕組みで、最も有名なクリック課金型広告がGoogleアドセンスです。

成果報酬型よりも単価は低いものの、ユーザーの購入や契約などの行動が必要ないため初心者でも取り組みやすいアフィリエイト手法といえます。

クリック課金型は、アクセス数に比例して収入が増える傾向にあるので、まずはユーザーを増やすことに注力しましょう。

なお、自分や近親者などがクリックするのは違反行為とされ、広告停止などのペナルティを受ける可能性があります。

インプレッション型は、Webサイトに掲載した広告が表示されるだけで報酬が発生する仕組みで、成果報酬型やクリック課金型よりも難易度が低いアフィリエイト手法です。

難易度は低いもののインプレッション型のアフィリエイトは報酬単価が低く、0.01～0.1円程度といわれています。

1か月あたり10万アクセスを集めて1,000～1万円になる計算ですから、効率が良いとはいえません（実際にはアクセスがあっても広告が表示されるとは限らないのでもっと少なくなります）。

相当のアクセス数を集められ、かつ高品質の記事を量産できる人なら高収入も可能かもしれませんが、簡単ではないでしょう。

アフィリエイトで長期的に稼ぐためにはアクセス数を増やす必要があり、そのためにはテーマ（取り組む分野、ジャンル）決めが重要です。

戦略的にアフィリエイトを行うためにも、テーマを決める際は以下の3つを押さえましょう。

集客するためには、ユーザーに役立つWebサイトであることが前提なので、あなた自身が興味・関心を持っていて、かつ知識・経験があるテーマに絞るのがおすすめです。

すると、テーマについて深く追求ができ、自身の経験を元にした一次情報を発信できるため、ユーザーにとってより役立つ情報を提供できます。

たくさんの人が利用していてお金が動いているジャンルのほうが稼ぎやすいので、市場規模の大きさ（＝キーワードの検索数の多さ）も確認しましょう。

市場規模が大きくなるほど強い競合も多く、不利に感じるかもしれませんが、競合が少ないテーマは稼げないから誰もやらないケースが多いです。

取り組みたいテーマに競合が多いのは、稼げる可能性が高いといえるので、そのなかで独自のポジションを確立して集客を増やす工夫をしましょう。

以下の記事では初心者におすすめのブログジャンルを紹介しているので、参考にしてみてください。

アフィリエイトは無料ブログでも始めることができますが、無料ブログには広告が設置できなかったり、サービス自体が終了するリスクがあったりするので避けるのが無難です。

その点、WordPress（ワードプレス）なら何の制約も受けずに広告を設置でき、万が一レンタルサーバーのサービスが終了しても、簡単に引っ越しが可能です。

WordPressと無料ブログの、アフィリエイトを行う上でのメリット・デメリットを比較表にまとめてみました。

WordPress・無料ブログを含めたおすすめのブログに関しては、下記の記事にくわしく解説しています。

WordPressでブログを開設する手順はこちらを参考にしてください。

WordPressでWebサイトを構築するには、まずはレンタルサーバーを契約した上でWordPressをインストールします。

レンタルサーバーは表示速度や安定性が重要になるので、国内最速の表示速度と安定性を誇り高性能でコストパフォーマンスが高いConoHa WINGがおすすめです。

WordPressの用意ができたら、次はASPに登録し、管理画面から掲載したい広告案件を探して提携申請します。

ASPによって取り扱う広告の種類や得意とするジャンルが異なるので、ブログのテーマに関する広告の取り扱いが多いASPを利用しましょう。

たとえば、業界最大級で初心者にもおすすめのASP「A8.net」、ブログやホームページを用意せずにSNSでも始められる「アクセストレード」初心者へのサポートも充実している「afb」など、ASP毎に特徴が異なります。

ASPはひとつだけに絞る必要はないので、複数登録して取り扱える広告の種類を増やしておくのも良いでしょう。

アフィリエイトASPについては、下記の記事にもくわしく解説しています。

おすすめのASPについて、それぞれの特徴をひとつ一つ紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ASPへの登録や広告主との提携には、Webサイトの審査が行われるのが一般的です。

Webサイトの外枠だけあっても中身がなければ審査に通らない可能性が高いので、サイト内に5～10本程度の記事を投稿した上で申請しましょう。

（記事やWebサイト自体がなくても審査なしで登録できるASP、提携できる広告案件もあります。）

記事を作成する際は、商品やサービスのメリット・デメリットを掘り下げて読者の不安を解消し、広告主のサイトに誘導するのがポイントです。

また、SEO集客に強い記事にするためには、検索キーワードを設定しつつ、検索意図に沿った内容にまとめましょう。

具体的な内容が読者に伝わりやすいように、画像を取り入れたり実際に使用した感想を盛り込みながら書くことをおすすめします。

WordPressによる記事の書き方や読まれる記事のポイントは、下記の記事にくわしく紹介しています。

記事を用意できたら広告を設置します。

広告を設置する場所は決まりがないので自由ですが、ユーザーの状態をイメージしつつ記事を書き、広告の配置を決めましょう。

たとえば、以下のような考え方で広告の配置場所を決めると成果につながりやすいです。

上記の場所にしか広告を設置していけないということではなく、特に効果が高い場所だということです。

ポイントは、読者が商品を欲しいと思ったタイミングで広告を表示させることです。

そのために、広告を設置する場所の前後でどんな話をするかも重要。必要に応じてマイクロコピー（ボタンなどに添える短いテキスト）を設置するのもおすすめです。

思考錯誤をしながら広告をクリックしてもらえる場所を探しましょう。

アフィリエイトで稼ぐには、Webサイトのユーザー（訪問者）数を増やす必要があります。

なかでも重要となる検索エンジン経由でのユーザーを増やすため、SEO対策への理解を深めましょう。

SEOとは検索エンジン最適化のことで、自分のWebサイトを検索結果に上位表示させるための施策のことです。

なお、SEO対策については以下の記事でさらにくわしく解説しているのでぜひ読んでみてください。

アフィリエイトで稼ぐには、2つの分野に注目してみるのがおすすめです。

アフィリエイトの成功事例が多い分野は、市場規模（検索ボリューム）が大きく、参入しているアフィリエイター（競合）が多いのが特徴です。

初心者には敷居が高いイメージから避けられることも多いですが、大きなお金が動く市場には、それだけ多くのチャンスが転がっています。

また、新しいジャンルはライバルたちと横一線のスタートです。

大手のサイトは様子見で後から参入してくるケースが多いため、素早い行動によって大きく稼げる可能性があります。

ただし、新ジャンルは一過性の盛り上がりに終わってしまい、長続きしないリスクがあるので飛びつく前にしっかりと検討しましょう。

これからどんなものが流行るのか、数年後にその分野がどれだけ成長するのか、を考えることが重要です。

アフィリエイトの記事を書く際は、検索キーワードをベースに構成を作りますが、

このときに重要なのはどのような目的で検索されたキーワードなのか、つまり検索意図を考えることです。

たとえば「DIY　本棚」で検索しているユーザーの検索意図は、本棚の作り方を知りたい、本棚を作るための材料・工具を知りたいなどが考えられるでしょう。

そういった読者に向けて、DIYによる本棚の作り方や使用する材料・工具について網羅的に解説する記事を書くのです。

キーワードを絞って記事を書くことで、ユーザーの悩みを最適に解決しているWebサイトとして認知されやすくなります。

検索エンジンにとっても記事の内容を正確に理解しやすいため、上位表示に繋がる可能性が高いでしょう。

もちろん、検索意図を満たすWebサイトはユーザーからも信頼され、また訪れたいと思えます。

検索意図を把握する方法については下記記事でくわしく解説しています。

人がいないところでどんなに売り込んでも商品が売れないのは、商品を売る前には集客をする必要があります。

収益化しやすいキーワードで記事を書くことも重要ですが、そういったキーワードは競合も多くSEO難易度も高いため、集客用のキーワードでも記事を書くという戦略も重要です。

集客用の記事で人を集め、収益化用の記事へ誘導し、売りましょう。

たとえば「DIY用の電動ドライバー」を売りたい場合、以下のような役割分担が考えられます。

集客用の記事はアクセスを集めるための記事なので、そもそもの検索ボリュームが多いキーワードである必要があります。

また、読者の興味を引き、より具体的な解決方法を提示する（収益化用の記事に誘導する）ことも必要です。潜在ニーズを、より具現化するための記事ということです。

収益化用の記事は収益を得るための記事なので、具体的な商品・サービスをよりくわしく紹介する内容にします。

実際に購入して使用してみた感想、そこで気づいた具体的なメリット・デメリット、その商品を買うべき理由などを、自分の体験や第三者の口コミを通して語る必要があるでしょう。

また、広告にスムーズに誘導し、クリックし購入してもらうためのセールスライティングや広告配置などの工夫が必要です。

検索キーワードには、稼げるキーワードと稼げないキーワードがあります。

たとえば、まったく検索されないようなキーワードで上位表示されたとしてもアクセスはほとんど発生しません。ある程度の検索ボリュームは必要でしょう。

ただし、いくら検索ボリュームが大きくても、検索上位を企業サイトや官公庁などの専門機関のサイトなどが占めているキーワードは、かなり難易度が高いので避けた方が無難です。

また、そのキーワードが「購入前」に検索されるのか「購入後」に検索されるのか、を考えることも重要です。

たとえば「makita 電動ドライバー 使い方」「makita 電動ドライバー 部品交換」などのキーワードで記事を書いても、基本的に商品を購入したあとに検索されるキーワードなので、購入にはつながりにくいでしょう。

ただし、購入後のキーワードであっても、ドメインを強固なものにするという意味では記事を書く意味はあります。

アフィリエイト収入は、一定の条件の下で確定申告をする必要があります。

会社員などで定期的に給与をもらっている人の場合、アフィリエイトによる副業所得が年間20万円を超えると確定申告が必要です。

給与所得がない人、または不定期で給与所得をもらっている人の場合、アフィリエイトを含む合計所得が年間48万円を超えると確定申告が必要です。

なお、以下のようなコストが発生している場合は、必要経費として認められることがあります。

アフィリエイトの確定申告については、下記の記事にもくわしくまとめています。

アフィリエイトには以下の失敗例がよくあります。

初期費用がかからず気軽に開設できる無料ブログですが、SEOで不利であったりアフィリエイトに制限があったりと、収益化の面ではWordPressに劣る点が多いです。

また、需要が少なすぎるテーマや、ASPに案件がないジャンルを選んでしまうと、集客ができない・紹介する商品がないといった失敗につながります。

収益を目的としない趣味ブログであればテーマを絞る必要はありませんが、収益目的のブログの場合はテーマを1つに絞った特化ブログがおすすめです。

1つのブログ内で複数のテーマをあつかう雑記ブログは、検索エンジンに専門性や権威性を評価されにくく、上位表示が難しいからです。

そして、アフィリエイトで最も多い失敗例は、結果が出る前に挫折してしまうことです。

アフィリエイト（というよりSEO対策）は、結果が出るまでに短くても6ヶ月、長い場合は1年以上かかるケースもあります。

多くの人は結果が出る前にモチベーションが下がってしまい、数ヶ月で挫折します。

結果が出るまでの期間には個人差はあるものの、正しい方向性で継続していれば必ず伸びる時期がきます。

アフィリエイトで失敗しないためには、正しいジャンル選びやSEO対策を行い、諦めずにコツコツと運用し続けることが重要です。

アフィリエイトサイトを運営する際に参考になるブログやWebサイトと、ノウハウが学べる本（書籍）を紹介します。

ASPには以下のようにそれぞれ得意なジャンルや特徴があるため、ブログのテーマなどに合わせて選ぶことをおすすめします。

おすすめのアフィリエイトASPについては、下記の記事でもくわしく解説しています。

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また下記の記事では、ConoHa WINGを使ってWordPressを開設する方法を、画像付きでくわしく解説しています。

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