【マイクラ】奈落バイオームの特徴について解説!

ジ・エンドにある真っ暗な空間が、実は「奈落」というバイオームだったこと、気づいてましたか?

今回の記事では、奈落について詳しくまとめて解説していきますので、具体的にどんな場所か知りたい、という方は是非参考にしてみてください。

目次

奈落バイオームの概要

生成場所
  • オーバーワールドまたはネザーの岩盤層以降の場所
  • ジ・エンドの下
奈落のID the void

奈落バイオームはオーバーワールド、またはネザーの岩盤層の下、ジ・エンドの浮島の下に広がっている空間に生成されます。

ブロックやMobは一切存在せず、文字通り真っ暗で何もない謎めいた空間です。

奈落バイオームの特徴

奈落バイオームの特徴についてまとめてみました。

無限に広がっている

奈落の生成には限界がなく、無限に広がっています。

落ちるとダメージを受ける

奈落バイオームはプレイヤーやMobが一定のY座標まで落下すると、ハート3個分のダメージを短い間隔で受ける仕様になっています。

奈落によるダメージは防具やタートルマスターのポーション効果などを貫通するため、ダメージを軽減するなどのことは不可能です。

ブロックやアイテムを取り戻すことができない

奈落は無限に広がる空間なので、ブロックやアイテムを落としてしまった場合、基本取り戻すことはできません。

ブロックを置けない

奈落は基本的にブロックを置けないため、奈落内に建造物などをつくることができません。

水や溶岩も例外ではなく、画像のように岩盤を境界にせき止められてしまいます。

また、コマンドで奈落のエリア内にブロックを敷き詰めようとしても「その位置はワールド外です」という警告文が出てコマンドの実行ができません。

奈落に行く方法

奈落に行く方法は主に2つあります。

オーバーワールドの岩盤を突破する

オーバーワールドで奈落に到達するには、Y座標-63付近の場所にある岩盤の層を突破する必要があります。

しかし、岩盤ブロックは非常に固く、サバイバルモードで壊すことは不可能なのでクリエイティブモードで行きましょう。

ジ・エンドに行く

ジ・エンドに行くと浮島の周りが奈落バイオームで囲まれています。

サバイバルモードで奈落に行くならこの方法が一番手っ取り早いですが、落ちるとダメージを受けて力尽きるので注意しましょう。

安全に行くのであればクリエイティブモードが無難です。

奈落に落ちないための対策アイテム

オーバーワールドで奈落に落ちることはほとんどないですが、ジ・エンドでは探索中の奈落落下事故が起こる確率が高くなります。

そこで、奈落に落ちないようにするための対策ができるアイテムをいくつか紹介していきます。

エリトラ

エリトラは花火と一緒に使うことで滑空できるアイテムです。

滑空スピードが速いので高速で探索することが可能になります。

また、エリトラを装備して花火を持参している状態であれば、落ちている最中に滑空による緊急脱出が可能になります。

ジ・エンドで長時間探索する場合はエリトラに「耐久力」のエンチャントをつける、花火を大量に用意しておくなど、事前準備はしっかりしておきましょう。

ただし、注意点としてジ・エンドをエリトラで滑空しているとあたりが真っ暗で自分がどの位置にいるかわからなくなり、知らず知らずのうちに奈落のダメージ地帯へと一直線に突入してしまうことがあります。

そのため、常に座標を表示してプレイすると自分がどの高さにいるか把握しやすくなります。

エンダーパール

エンダーパールは投げて使用するアイテムで、投げた地点からエンダーパールが着地した地点にワープすることができるアイテムです。

その特性を利用して、浮島と浮島の間にエンダーパールを投げて移動します。

また、落下している最中に浮島の方に向かってエンダーパールを投げることで、奈落に落ちる前にワープで緊急脱出することもできます。

ただし、この方法はやや難易度が高く、投げたエンダーパールの着地地点によっては奈落に落ちるリスクが逆に高まることがあります。

エンダーパールを扱う場合は、普段から少しずつ練習して距離感を掴むことをおすすめします。

ブロックで橋を作る

この方法は、エリトラやエンダーパールを使わず、浮島と浮島の間をブロックで橋を作りながら進むだけなので、一番簡単です。ただし、橋を作るなどの作業に時間を要するため、探索に時間がかかってしまいます。

ブロックを繋げる時は2〜3列にブロックを並べたり、スニーク移動(しゃがみ移動)をしながらブロックを繋げたりすると落下のリスクを抑えることができます。

より安全に探索したい場合は、画像のように周りに柵などを設置することで、渡っている途中に落下するリスクを減らすことができます。

低速落下ポーション

ポーションを生産できる人は、低速落下ポーションを持参しておくと良いでしょう。

このポーションを飲むと落下するスピードが遅くなるため、万が一落ちたとしても通常の落下スピードよりも精神的に余裕をもって、エリトラやエンダーパールで緊急脱出をすることができます。

奈落対策に使えそうで使えないアイテム

続いて奈落対策に向いていないアイテムを紹介していきます。

治癒・再生のポーション

「奈落に落ちた際に飲んで回復すれば生き延びることができる!」と思う方もいるかもしれませんが、2つとも回復量と回復スピードが奈落ダメージに間に合わず力尽きてしまいます。

また、仮に生きていたとしてもそれは一時的な延命に過ぎません。

エンチャントされた金のリンゴ

エンチャントされた金のリンゴは、体力ゲージの追加効果が非常に優秀です。

奈落に落ちてダメージを受け続けても、エンチャントされた金のリンゴを連続で食べ続けていれば延命ができます。

しかし、奈落は無限に広がる空間であるため、一度落ちるとそのまま落ち続けます。

そのため、延命し続けている間も落ち続け、気が付いたらY座標が-3000のところまで落下している可能性もあります。

このように回復系のアイテムは奈落の性質上、基本的に役に立ちません。

不死のトーテム

不死のトーテムは力尽きた際に一度だけ復活できる保険アイテムとして優秀です。

しかし、奈落に落ちた場合は瞬間的な延命にしかなりません。

また、仮に緊急脱出できたとしても、不死のトーテムで追加された体力ゲージが一瞬で減り、脱出中に力尽きてしまうことになります。

コーラスフルーツ

コーラスフルーツはジ・エンドにのみ自生する植物です。

食べると、自身の周辺8マス以内の範囲にランダムでワープするという面白い性質を持っています。

この性質を利用して、奈落に落ちる寸前にコーラスフルーツを食べて陸地に移動できそうですが、ワープする範囲は8マス以内であるため意図した場所にテレポートできず落下してしまう可能性があります。

水バケツ

マインクラフトではよく高低差のある場所を行き来するのに水バケツが使われますが、奈落対策ではこの方法は役に立ちません。

水が到達するスピードが遅いため、その前に奈落に落ちたプレイヤーが力尽きてしまいます。

ただし、ジ・エンドの探索では水を地面に流してエンダーマンを寄せ付けないようにしたり、エンドシティの高所から水を流して高低差のある場所の行き来に使用したりすることで大いに役に立ちます。

アイテム全ロストの対策

奈落に落ちたアイテムは取り戻すことができません。

奈落に落ちる危険性が高いジ・エンドの探索ではエンチャントした装備や貴重なアイテム、便利なアイテムを持ち歩くことが多いため、その分装備やアイテムを全ロストした時のダメージが大きいでしょう。

そこで、全ロストをしてしまった際のダメージを最小限に抑えるための対策を紹介していきます。

大事なアイテムや装備の予備を用意しておく

まずは一番無難な方法を紹介します。

自分が大事にしている装備やアイテムは、最低でも1個以上予備を用意しておきましょう。

ダイヤモンド以上の装備や、入手方法や場所が限られているアイテムなどに関しては、予備を用意するのは簡単なことではありません。

しかし、予備を用意することによって、全ロストした時の精神的なダメージを抑えることができ、探索も気楽に行うことができます。

エンダーチェストやシュルカーボックスを利用する

ジ・エンドの探索では自分が持ってきたアイテムのほかに、ジ・エンドで得たエリトラなどのような貴重なアイテムも一緒に持ち歩くことになります。

そのような時は、エンダーチェストとシュルカーボックスを使用すると良いでしょう。

エンダーチェスト

エンダーチェストはエンダーアイ1個、黒曜石8個でクラフトできる特殊なチェストです。

最大の特徴は、複数のエンダーチェストの中身を共有できる点にあります。

例えば、1個のエンダーチェストにアイテムを入れると、その他の全く違う場所にあるエンダーチェストの中身も全て1個目のエンダーチェストと同じものになります。

この特徴を利用することで

「ジ・エンドの探索で入手したアイテムをエンダーチェストに入れ、オーバーワールドのエンダーチェストから取り出す」

というようなことが可能になります。

他にも、アイテムを入れた状態で持ち運べるため、実質インベントリが増えた状態になるなどのメリットがあります。

エンダーチェストをロストしても中身が消えることはないので、大事なものはとりあえずエンダーチェストに入れておくと良いでしょう。

一方、エンダーチェストの注意点として

  • ツルハシで壊さないとアイテム化できない
  • マルチプレイの場合、他人のエンダーチェストの中身は見ることも取り出すこともできない

という点があげられます。

使用するに当たって必ず確認しておきましょう。

シュルカーボックス

シュルカーボックスはシュルカーの殻2個、チェスト1個でクラフトできる特殊なチェストです。

エンダーチェストと同様、アイテムを保持しながら持ち運びが可能となっています。

シュルカーボックスは単体でも便利ですが、エンダーチェストと併用した時の利便性の高さが凄まじく、大容量の持ち運び式倉庫にすることができます。

ただし、シュルカーボックスを作るのに必要な「シュルカーの殻」はエンドシティにしか存在しない「シュルカー」という敵Mobからしか取れないため入手難易度が高くなっています。

また、シュルカーボックスはロストすると中身もロストするため注意しましょう

他のプレイヤーに管理してもらう

こちらの方法はマルチプレイ限定の方法となります。

マルチプレイで一緒に遊んでいるプレイヤーに、自分の装備やアイテムを預けて管理してもらうという方法です。

シュルカーボックスやエンダーチェストと同じように貴重なインベントリとなるので、いざというときはアイテムを管理し合い、協力しながら探検してみると良いでしょう。

4人以上でプレイしている場合は

  • 探索組
  • 留守番
  • 荷物番

など、役割分担をすることで全ロストの危険性を減らしつつ、効率的に探索を進めていくことができます。

注意する点としては、この方法も先程紹介したシュルカーボックスと同様に、預けていた先のプレイヤーが奈落に落ちてしまった場合は預けていたアイテムは戻ってこないことが挙げられます。

奈落についてのまとめ

今回の記事は「奈落」について解説しました。

奈落は基本的に落ちないようにすることが原則ですが、主にジ・エンドの探索では周りが奈落バイオームに囲まれているため、落ちる確率が高くなってしまいます。

実際にジ・エンドの探索の途中で誤って落ちてしまい、せっかく集めたアイテムや装備を全ロストした経験がある方もいるのではないでしょうか。

そんな時は、マルチプレイで誰かと一緒に周辺を探索して効率化を図ったり、アイテムを共有し合って共同で管理することで全ロストのダメージを最小限に抑えたりすることができます。

マルチプレイをするにはマルチサーバーが必要になります。

以下の記事を参考にマルチサーバーを立てて、家族や友達と奈落落下対策をして安全にジ・エンドを探索してみてはいかがでしょうか!

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執筆:攻略大百科