【Factorio】ってどんなゲーム?マルチプレイ専用サーバーの立て方までまとめて解説!

整理整頓・効率化、上手に行うのは難しいですが、自分で手を加えて効率が上がっていく様子を見るのは癖になりますよね。

この記事では、そんな『物』の生産の自動化・効率化をひたすら突き詰め、大量生産を行っていくゲーム『Factorio』の魅力を紹介していきます。

後半では、マルチプレイ専用サーバーの立て方についても解説しますので、更なる効率化に向けマルチプレイで遊んでみたい!という方はぜひ参考にしてみてください。

目次

Factorioってどんなゲーム?

未知の惑星からの脱出を目指して工場建設

プレイヤーは宇宙航行中に未知の惑星に墜落します。ゲームは墜落したところから始まり、この時点での惑星は完全に未開の地です。プレイヤーの目標のひとつはこの星で技術開発を進め工場を建設し、ロケットを開発してこの星から脱出することです。

採掘や制作を自動化することで大量生産の準備を整え、効率化によってできた時間を新たな技術の研究を進めていくことで、ロケットの完成とこの未知なる惑星からの脱出を目指しましょう!

Factorioの進め方・コツ

手作業から自動化していこう

ゲームを始めると落下地点の近くに石炭・鉄鉱石・銅鉱石などの鉱床があります。

まずはこれらの素材を手作業で集め、炉に入れて鉄板・銅板に加工していきます。鉄板や銅板はこれから様々なアイテムの素材になるので、大量に集めておくのをおすすめします。

しかし、手作業で鉄鉱石・銅鉱石を集めているとすごく時間が掛かってしまいますね…。

効率を上げるため、これらの素材を自動で採掘して鉄板・銅板に加工してもらえる状態を目指していきましょう。

上画像のように掘削機から炉まで石炭と鉄鉱石を運び、作った鉄板を炉から取り出せるように配置をしてあげれば自動化完了です。銅鉱石も同様に銅板に加工ができます。

上の画像のような自動化を実現するには、鉱石・石炭を採掘する掘削機、それを炉まで運ぶためのインサータが最低限必要です。しかし、初期状態で使える燃料式のものは自分で石炭を入れるか、もしくはそれを自動化する必要があります。最初は燃料式のもので鉄板などを作成していき、発電に必要な設備を整え、その上で電気を使った設備に変えていきましょう。

生産を効率化、大量生産を可能に

板・銅板を自動で作る設備が整ったら、銅線や電子基盤などの中間生産物を用意することも可能になってきます。ここまで発展したら、研究所を作り新たな技術の研究を進めましょう。

例えば組立機を研究・作成すれば、銅線などの中間生産物や搬送ベルトなどの施設を自動で生産できるようになります!

搬送ベルトやインサータを使って素材を組立機に運び込み、作った素材や施設を使って工場を拡張、そしてさらなる技術の研究を進めていきましょう。

基本的なゲームの流れはこれの繰り返しです。どんどん工場を拡張し、最終的にはロケットの開発を目指しましょう!

ゲームを便利にするTips

  • Altキーでアイテムの種類を表示

    Altキーを押すと、チェスト内のアイテムや、組立機で作成しているアイテムを簡易表示することができます。どこで何を作っているのかが分かりやすくなるので、基本ONにしておきましょう。

  • インサータと搬送ベルトのルールを覚えておこう

    搬送ベルトにはレーンが2つ存在します。インサータから搬送ベルトにアイテムを置く場合、インサータから遠い側のレーン(縦の場合は搬送ベルトの右側のレーン)にアイテムを置きます。こうすると、同時に2つの素材を運ぶことが可能になります。場所やアイテムの節約にもつながるので、早めに試して理解しておくのがおすすめです!

  • ゲーム内にもチュートリアルが豊富

    新たな技術を開発すると、その技術を活用するためのチュートリアルをゲーム内で確認できるようになります。上述したような、より効率良くゲームを進められるコツもたくさんありますので、時間があるときに確認していきましょう!

襲い来る虫から身を守ろう

プレイヤーが不時着したこの土地には、虫のような姿をした原生生物たちが住んでいます。この虫たちは基本的に、巣を作りその周辺で暮らしていますが、プレイヤーの技術開発によって汚染されていく環境に怒りを覚え、工場を襲撃してくるようになります。

初めは小型の虫が多いのですが、星の開発が進むにつれて少しずつ強力な虫たちが攻めてくるようになります。虫たちに対抗できるように、こちらも武器や防衛設備を開発しておきましょう。この虫たちの襲撃はタワーディフェンスに近い要素となっています。

また、開発したい地域に虫の巣がある場合、虫の巣を潰す必要が出てくるかもしれません。虫たちの巣へ乗り込むときは、プレイヤー用の武器や戦車を使いましょう。

ゲームが進んで来たら…?

ゲームが進むと必要な中間生産物の種類やそれに必要な素材・設備も多くなり、それに伴って工場の拡張が必要になってきます。さらには虫の侵攻にも対応しなければならず、広い工場をワンオペで回し続けるのは難しいと感じる場面も増えてくるかもしれません…。

Factorioはマルチプレイも可能ですので、お友達を呼んでみんなで協力しながら工場を拡張していくのもいいかもしれませんね。

マルチプレイで遊ぶには

本ゲームは他のプレイヤーと一緒に同じワールドで遊ぶ、「マルチプレイ」を楽しむ事ができます。1人で資源を集めたり、凶悪な虫たちを相手にするのは大変ですが、仲間と一緒ならわいわい楽しみながら資源を集めたり、上手く生産ラインの自動化の仕組みを作りだしたりすることができて、ゲームを各段に楽しめます。

マルチプレイをする為には、Factorioに用意されているホスト機能を使う「マルチサーバー」を用意する必要があります。この章では、マルチプレイに必要なマルチサーバーについて解説していきます。

マルチサーバーとは

マルチサーバーは「マルチプレイ用の専用サーバー」のことで、マルチプレイをする場合には必要になります。サーバーは普通のパソコンと大まかな仕組みは同じですが、多人数でプレイできるよう高いスペックが要求されます。

どのマルチプレイ・サーバーがおすすめ?

マルチサーバーを準備する方法は一般的に2種類あります。

  • 自分のパソコンをサーバーとして構築・解放する
  • レンタルサーバーを利用する

それぞれのメリット・デメリットは以下の通りです。

サーバーの種類 メリット デメリット
自分のPC
  • 最初に機器を購入すれば、継続した費用は抑えられる
  • 自由にカスタマイズ可能
  • 24時間起動可能
  • 光熱費がかかる
  • 導入や設定がとても大変
  • セキュリティ面でリスクがある
  • 自分のPCを好きな時に利用、再起動しにくくなる
レンタルサーバー(VPS)
  • 導入や設定が楽
  • 自由にカスタマイズ可能
  • 24時間起動可能
  • セキュリティ面で安全
  • 費用が発生する

重視するポイントは人によりますが、一般的にはレンタルサーバーを利用する方法が最もデメリットが少なくて便利です。

特に VPS(仮想専用サーバー)タイプのレンタルサーバーは1台丸ごと借りるよりも費用を抑えられるため、VPSタイプのレンタルサーバーが特におすすめです。

ConoHa でマルチサーバーを立てる方法

VPSサーバーを提供している「ConoHa for GAME」のサービスを利用して、マルチサーバーを立ててみましょう。

サーバーの構築作業はほぼ自動で行われるため、早ければ5分前後で作業が完了します。構築の完了後、サーバーの設定が終わればすぐにゲームが始められます。

ConoHa アカウントを作成する

「ConoHa for GAME」のサイトから「お申し込み」をクリックします。登録画面にメールアドレスとパスワードを入力して、「今すぐアカウント登録」を押してください。

ここで登録するパスワードは「ConoHaアカウント」のパスワードになります。

「今すぐアカウント登録」を押すと、入力したメールアドレス宛に通知メールが届きます。このメールが届きましたら ConoHa アカウントの作成は完了です。

イメージタイプを選ぶ

次にイメージタイプの選択画面になります。画面の中から「Factorio」を選んでください。

料金タイプ・プランを選ぶ

料金タイプは「長期割引パス」か「時間課金」のどちらかを選びます。

  • ▶ 時間課金:
    •  時間単位で課金されるため、試しにサーバーを立てる場合や短期間のご利用に最適です。
  • ▶ 長期割引パス:
    •  1ヶ月以上利用する場合、料金が割引になるこちらの方がお得です。
      事前支払いになります。

プランについて Factorio の推奨スペックは 最低「4GB」、推奨「8GB」以上です。1GB・2GB を選ぶことはできますが処理が重くなってしまい快適に遊べない可能性が高いため、4GB以上のプランの中からお選びください。

「他のプランを見る」をクリックすると、より大容量のプランが確認できます。

パスワード、ネームタグ、個人情報などを登録する

「root パスワード」と「ネームタグ」を指定します。

root パスワードは、英語大文字・英語小文字・数字・記号の4種を最低1文字ずつ使って、9~70文字になるようにします。

「rootパスワード」は、サーバーの root というユーザーのパスワードになります。後で必要になるため必ずメモをとってください。
※ 大文字・小文字を区別します。

「ネームタグ」は、サーバーの名前を表します。分かりやすい名前に変えておくと便利です。

入力が終わったら、画面右の「次へ」を押します。

本人確認の認証を行う

本人確認では「SMS認証」と「電話認証」の2種類が選べます。好きな方の認証を選んでクリックしてください。

  • ▶ SMS認証:
    •  スマホでSMS(ショートメッセージサービス)が利用できる場合はこちらをご利用ください。SMSで認証コードが届きます。
  • ▶ 電話認証:
    •  スマホを持っていない場合は、家の電話番号等を入力して電話認証を選んでください。電話がかかってきて自動音声のアナウンスが流れます。
      申し込み画面に表示された認証コードを、電話側で入力して認証を行います。

支払方法を登録する

支払方法は「クレジットカード」「ConoHaチャージ」「ConoHaカード」の3種類があります。支払方法を選んで入力してください。

ConoHaカードの購入はこちらから行えます。

入力が終わったら「お申し込み内容」をご確認ください。内容に問題がなければ「お申し込み」ボタンを押せば、サービスの申し込みが完了します。

サーバーの情報を確認する

申し込み後、サービスの管理画面が表示されます。もし一度ログアウトした場合は、ConoHaの管理画面にログインすると、作成されたサーバーが表示されます。

サーバーページ、またはサーバーの詳細画面よりサーバーの「IPアドレス」をメモしてください(赤丸部分)。サーバーにアクセスする時に必要になります。

※IPアドレスは、0~255 の数字が “.”(ドット) をはさんで4つ並んだ形で表されます。

マルチサーバーにアクセスする

IPアドレスが判明したら、ゲームからマルチサーバーにアクセスします。

マルチサーバーへのアクセス手順

  1. タイトル画面で「マルチプレイ」を選択

  2. 続けて「アドレスに接続」を選択

  3. 初めてマルチプレイをする場合はユーザー名を設定

  4. 「IPアドレスとポート」の欄に、接続したいマルチサーバーのIPアドレスを入力(ポート番号は不要)

  5. ゲームが開始されれば成功

マルチプレイには ConoHa for GAME がおすすめ

サーバーを立てる際にVPSタイプがおすすめと紹介しましたが、「ConoHa for GAME」が特におすすめなのは以下の理由があります。

  1. ゲーム毎のイメージテンプレートが用意されているため、サーバーの構築が簡単ですぐに始められる!
  2. VPSタイプなので、サーバーを1台借りている時のように自由に設定をカスタマイズすることができ、かつレンタル料金は低価格
  3. 24 時間稼働可能。ホストがログアウトしてもサーバーは稼働しているので、いつでも他のユーザーがアクセスして遊ぶことができる!
  4. マルチプレイゲーム専用のサービスのため、マルチプレイに十分なスペックのサーバーが用意されている。また、途中でサーバーのデータはそのままにプランの変更が可能

レンタルサーバーサービスは他にもありますが、Webサーバーやメールサーバーを想定している場合、マルチプレイにはスペックが不足してしまうことがあります。

その点『ConoHa for GAME』はゲームのマルチプレイに特化したサービスのため、オンラインゲームの導入実績も多く、対応しているイメージテンプレートも順次増えていてサポートも手厚く対応してもらえます。

初期費用がなく、時間単位で課金されるところも十分に魅力的です。初めてマルチサーバーの構築を検討している方にはぜひ気軽に試していただきたい、おすすめのサービスになります。

いますぐマルチプレイを始めよう

まとめ

Factorioでは、マルチプレイをすることで友人たちと一緒に作業を進めたり、役割分担をして効率よく作業を進めたりと、遊びの幅が広がります。

工場の建設を進める人と防衛設備を整える人に役割分担して遊んだり、友人と一緒に虫たちの巣を潰すため遠征したりなど、友人と一緒なら不時着した星での開発も少し心強くなるはずです。

共にロケットを開発して脱出するというゲームの目的を達成するもよし、そんなことを忘れてより効率的な生産を目指して工場を建設し続けるのも遊び方のひとつです。気の合う友人たちと共にこの星の開発を進めていきましょう!

執筆:攻略大百科