ブログやアフィリエイトを初める際に、必ずと言っていいほどおすすめされるのが「WordPress(ワードプレス)」です。
しかしなぜそれほどまでにWordPressは人気なのでしょうか?
この記事では、WordPressの圧倒的なシェアの高さについて説明するとともに、その特徴やメリット・デメリットについても解説します。
なぜWordPressが評価が高いのかを理解したうえで、利用するかどうかを判断してください。
- ※本記事で紹介している情報は執筆時点のものであり、閲覧時点では変更になっている場合がございます。また、ご利用の環境(ブラウザ、サーバー、プラグイン、テーマ、またはそのバージョンや設定、WordPress本体のバージョンや設定など)によっては本記事の情報通りに動作しない場合がございます。あらかじめご了承ください。
目次
WordPressって要するに何?
この章ではまず、WordPressの概要について説明します。
WordPressとは何なのか、何をするためのツールなのか、WordPressがどのような位置づけなのかを理解しましょう。
WordPressはWebサイト構築用のソフトウェア
WordPressは、Webサイトを構築する際に使用するソフトウェアです。
ソースコード(HTMLやCSS)を自分で書くなど、Webサイトの構築や更新に必要な作業を「ダッシュボード」として用意しています。
プログラミングやWebサイト構築などの専門知識がなくても、WordPressを利用することで簡単に自分だけのWebサイトを作ることができます。
初心者のブロガーからSpotifyやTIMEなど世界的な企業に至るまで、幅広いユーザーがWordPressを利用しています。
Webサイト構築を容易にするソフトウェアのことを、CMS(コンテンツマネジメントシステム)と呼びますが、WordPressはCMSの一種であり、世界中でもっとも利用されているCMSです。
CMSの中で圧倒的シェアを誇るWordPress
オーストリアのQ-Successという会社が、「W3Techs」での調査報告にてCMSのシェアを発表しています。
それによると、世界の全Webサイトの38.5%でWordPressが利用されており、CMSのシェアは63.6%に達しています。
当然この数字は全てのCMSの中でもずば抜けて高く、2位のShopify(4.8%)を圧倒的に引き離しています。(※執筆時点)
WordPressは単にCMSの世界でシェアナンバーワンであるだけではなく、「Webサイトを制作するならWordPressを候補に入れるのが当然」と言われるほど、Web制作の世界では大きな存在感を放っているのです。
2種類のWordPress
実はWordPressには「WordPress.com」と「WordPress.org」の2種類が存在します。
ブログやアフィリエイトサイト、ECサイトなどを構築したいのであれば、このうちどちらを使うのか(自分は使おうとしているのか)を決める必要があります。
WordPress.com
WordPress.comとは、WordPressを活用したブログサービスです。
アカウントを作成することで、すぐにWebサイトを公開することができます。
自分でWebサーバーをインストールしなくてもいいため、最初のサイト立ち上げがとても楽です。
しかし、使えるプラグイン機能やサイトテーマなどに制約があり、商用利用を考えるのであれば不便かもしれません。
WordPress.org
WordPress.orgは一般的に言われるCMSとしての「WordPress」です。
プラグイン機能やサイトテーマの使用に制限がなく、自由なカスタマイズが可能です。
その代わりにWebサーバーの用意やセキュリティ対策などを自己責任で行う必要があります。
ブログやアフィリエイトサイト、ECサイトなどを運営して収入を得たいと考えているのであれば、WordPress.orgがおすすめです。
WordPress.comでは制約が多いため、アメーバブログ(アメブロ)やライブドアブログなどいわゆる無料ブログサービスとあまり変わりません。
CMSを使って自分のWebサイトを構築するのであれば、WordPress.orgにトライする方がよいでしょう。
次章でご紹介する通り、WordPressについてはインターネットや書籍などで膨大な情報が発信されているため、初心者でもそれらを参照しながら作業を進めることができます。
なぜWordPressを使うべき?10のメリット
WordPressの概要を理解したところで、なぜWordPressが広く利用されているのか、そのメリットについて考えてみましょう。
世界でもっとも利用されているCMSだけに、使いやすさや機能の豊富さなど、WordPressには数多くのメリットがあります。
メリット①無料で利用できる
WordPress最大の特徴は、無料で利用できる点です。
インストールが無料であるのみでなく、基本的にいくらカスタマイズしてもお金がかかることはありません。
(有料プラグインなどを使ったり、外注すればお金がかかります。)
無料なので、「試しにテスト用サイトを作って、操作に慣れてから本番サイトを作る」ということも可能です。
メリット②初心者でも簡単にWebサイトを作成できる
本来、Webサイトを構築するためにはプログラミングを始めさまざまな専門的な知識が求められます。
しかしながら、WordPressではシンプルなインターフェースを持つダッシュボード(管理画面)から初心者でも簡単にサイトを運営することができます。
一般的なインターネットユーザーであれば、トレーニングすることなく直観的に使い始められるでしょう。
メリット③さまざまなタイプのサイトを作成できる
後述しますが、WordPressには膨大な数のテーマ(テンプレート)が用意されています。
自分でコーディングしなくても、簡単に思うがままのデザインやレイアウトを実現することができるのです。
大企業がビジネスで利用するような大規模な事業サイトでも、中小企業が商品のネット販売に利用するようなECサイトでも、WordPressがあれば自由自在にさまざまなタイプのWebサイトを作成することが可能です。
メリット④ブログやアフィリエイトに適している
個人が運営するブログやアフィリエイトサイトももちろん、WordPressで作成が可能です。
WordPressはもともとブログ用のCMSとして広まったこともあり、ブログやアフィリエイトサイトの構築・運営にとても適しています。
例えば、頻繁なページの追加・削除を簡単に行うことができます。
自分でコードを書いてこれらを実現しようとすると、どうしてもレイアウトの崩れや意図しないページの消去などが発生するリスクがあります。
しかしWordPressであれば、このような問題が起こりにくいのです。
メリット⑤豊富なデザインテーマがある
WordPressでは、豊富な「テーマ」を利用できます。
テーマとは、特定のデザイン・レイアウトを実現するためのコードのかたまりです。
HTMLやCSS、プログラミングの知識がなくても、テーマの利用によって初心者でもプロ並みのサイトを作ることができます。
せっかく自分のブログやアフィリエイトサイトを作るのであれば、なるべくおしゃれにしたいと考える人も多いでしょう。
WordPressにはシンプルなものから個性的なものまでさまざまなテーマが用意されているため、初心者でもおしゃれなサイトを簡単に作ることができます。
たくさんのテーマに目移りして、選ぶのが大変だと感じるほどかもしれません。
メリット⑥豊富なプラグインで拡張性が高い
テーマだけでなく、プラグインが豊富なこともWordPressの大きな魅力です。
プラグインの有効活用によって、WordPressに多彩な機能を備えられるようになります。
プラグインはWordPressに機能を追加するプログラム
プラグインとは、WordPressにさまざまな機能を追加するためのプログラム集です。
WordPress.orgの公式サイトによると、現在6万近くのプラグインが提供されています。
テーマと同様、こうした機能を自らのコーディングによって実現するのはとても大変です。
そもそも、Webサイトを構築する目的は趣味や商売などのためであり、コーディング自体が目的ではないはずです。
世界中の専門家が作成したプラグインをWordPressに適用することで、あなたは本当に必要な作業だけに集中することができます。
プラグインで多彩な機能を実現できる
プラグインで実現できる機能は、実に多彩です。
例えば、Webサイトに問い合わせフォームをつけたり、WordPressの管理画面を充実させたり、寄せられるコメントを管理したり、セキュリティを充実させたり… と、その機能はさまざま。
ただし、プラグインを過剰に導入するとサイトが重くなったりプラグイン同士が干渉しあって不正な動作をする可能性があります。
よって、自分のブログやアフィリエイトサイトに本当に必要なプラグインだけを選定する必要があります。
メリット⑦世界中に数多くの開発者・利用者がいる
圧倒的なシェアを誇るWordPressは、当然開発者や利用者がたくさん存在しており、コミュニティも数多く存在します。
テーマ・プラグインがたくさんある
WordPress.orgの公式サイトで確認できるものだけでも、現在8千近くのテーマと6万近くのプラグインが存在します。
これだけの数があれば、自分の好みやニーズにぴったり合うものを選ぶことも難しくないでしょう。
更新頻度が高い
WordPressはバグ修正やセキュリティ対策の改善、機能追加などのバージョンアップをこまめに行っています。
WordPressがさまざまな問題に日々対処しているため、私たち利用者は安心してサービスを使い続けることができます。
インターネット上にたくさんの情報がある
WordPressは利用者が圧倒的に多いため、使い方やカスタム方法などの情報もインターネット上で数多く発信されています。
書籍などを購入しなくても、ネットに落ちている情報だけでほとんどの課題を解決することができます。
初心者でも自分で課題解決できる
もちろん、初心者向けの情報もたくさんあります。
WordPressのインストールやサーバー設定などのサイト開設に関する情報から、アクセスを集めるための集客方法や収益化のコツ、トラブル発生時の対処方法など、初心者でも自分で検索しつつ問題解決することができます。
上級者に意見を聞きやすい環境がある
公式のフォーラムを始め、WordPressに関連したコミュニティも多数存在します。
自分で調べても解決できない問題を、Webに詳しい上級者に確認できることも、WordPressならではの魅力と言えるでしょう。
メリット⑧独自ドメインを利用できる
独自ドメインとは、自分のWebサイトが独占的に使えるアドレスのこと。
仮に「https://www.aaa.com/」というURLのWebサイトを作りたい場合、aaa.comを自サイト専用として登録することで、他の人がこのURLを使えなくなります。
WordPressの場合、この独自ドメインを追加料金なしで利用することが可能です。
(ただし独自ドメインは自分で用意する必要があります)
商用なら独自ドメインが必須
無料ブログのレンタルドメインや、WordPressの初期ドメインの場合、Googleアドセンスを利用できないなどの制限があります。
また無料ブログのレンタルドメインでは、サービスが終了してしまったりアカウントが削除されてしまったら、その時点でサイトが使えなくなってしまいます。
つまり商用でWebサイトを構築するのであれば、自分だけの独自ドメインを利用するのが必須だと言えます。
取得した独自ドメインの設定が容易
登録した独自ドメインを自分のWordPressサイトに設定する作業はとても簡単です。
インターネット上や書籍にも、設定方法に関する詳しい情報はたくさん出ているため、安心して作業を進められるでしょう。
また、ConoHa WINGなどレンタルサーバー各社では、WordPressのインストールなどと同時に簡単に独自ドメインを設定できる方法も用意されています。
メリット⑨SEOに有利な作りになっている
SEO(Search Engine Optimization)とは、検索エンジンで上位表示されるために行う各種施策のことです。
WordPressは、SEOに必要な施策を簡単に実装できるため、しばしば「SEOに優利」と言われています。
Google内部の専門家も認めるWordPress
SEOの専門家だけではなく、Googleの中の人もWordPressがSEOに適していると発言しています。
Googleでスパム対策チームのリーダーを務めるマット・カッツ(Matt Cutts)氏は、
WordPressが「最適な選択」であり、「SEOの80~90%を処理している」
と述べ、WordPressの持つSEO効果を明言しています。
労せずサイト構造・内部リンクを設定できる
WordPressがSEOに適しているとされる理由の1つは、Googleが正しいと考えるサイト構造や内部リンク構造を実現するのが容易だからです。
Googleでは「検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド」を用意しており、その中では「サイトの階層を整理する」「リンクを上手に使う」などの基本的な対策内容が述べられています。
WordPressを使えば、このスターターガイドに適合したWebサイトを容易に作成できます。
自分で一からコーディングするのはプログラミングの高いスキルを持つ開発者であっても困難ですが、既存のテーマやプラグインを駆使すれば初心者でもSEO対策ができるようになるのです。
WordPress「だけ」で検索上位に表示される訳ではない
一点注意したいのは、WordPressをインストールし、テーマ・プラグインを駆使してWebサイトを構築したとしても、それだけで検索上位を実現し多くのアクセスが得られる訳ではないということです。
例えば、Googleのガイドラインでは情報が豊富で便利なサイトを作成し、コンテンツを分かりやすく正確に記述することが重要であると明記されています。
これは、WordPressの設定自体とはそれほど関係なく、実際に追加していく記事の品質に関わるものです。
検索上位への表示をめざすには、WordPressを使うだけではなく記事自体の品質を向上させるための努力が必要なのです。
逆にWordPressのデメリットは?
WordPressには数多くのメリットがありますが、良いことづくめという訳ではありません。
実際にWebサイトやブログの構築でWordPressを利用するのであれば、そのデメリットについても理解しておきましょう。
デメリット①WordPress「だけ」でWebサイトができる訳ではない
WordPressをインストールするだけでWebサイトができあがる訳ではありません。
Webサイトを表示するためのドメインを取得し、Webサイトをホスティングするためのサーバー設定を、先に進める必要があります。
ドメイン取得
ドメインとは、Webサイトのインターネット上における住所のようなものです。
ドメインがないとWebサイトを公開することができません。
自分専用のドメインが「独自ドメイン」であり、商用であれば独自ドメインを取得することが必須です。
ドメインの取得は、レンタルサーバーの設定と同時に実施するか、別途ドメイン専門会社で進めるかのどちらかを選ぶことができます。
多くの場合、レンタルサーバーの設定の際に取得してしまうのが簡単です。
(ただしレンタルサーバー側でドメイン取得ができないサービスもあるので注意が必要です)
サーバー設定
サーバーとは、Webサイトを表示させるための情報(HTMLファイルや画像ファイルなど)を格納する場所のことです。
大企業の場合、自社専用のサーバーを購入することが多いですが、個人レベルであればレンタルサーバーを利用するケースが多いです。
デメリット②自分で問題を解決しなければいけない
WordPressは無料で利用できるサービスだけに、問題が発生した際には対応を誰かに任せることが難しいです。
自分でインターネット上の記事や書籍などを参照し、自分自身で問題を解決する必要があります。
個別のサポートは受けられない
WordPressはオープンソースであり、有料で販売されているサービスではありません。
開発者は、あくまで善意で開発を進めています。
そのため、家電が故障した時のように電話でサポートを仰いだり対応をお願いしたりすることができません。
問題の特定と検索スキルは必須
自分で問題を解決する必要があるため、問題を特定したり、解決方法を探すスキルが求められます。
例えば「WordPress トラブル」のようなキーワードだとあまりに範囲が広いため、解決方法は見つかりません。
検索時に具体的なキーワードを盛り込むのがコツです。
デメリット③商用ならスキルも必要
WordPressのメリットとして「知識がなくてもWebサイトが作れること」と述べました。
しかし、商用のWebサイトを構築するのであれば、レイアウトやデザインを調整するためのスキルがあるに越したことはありません。
できればつねに学習を続け、一定の知識を身につけるようにしましょう。
プログラミング知識
テーマを利用すればおしゃれなレイアウトが実現できるのは確かですが、多くの人が利用しているテーマの場合「どこかで見たことのあるWebサイト」にしかならないのも現実です。
レイアウトの微調整や機能の追加などを行うためには、HTMLやCSSの知識、あるいはWordPressで使われるPHPというプログラミング言語の知識が必要です。
Webデザイン知識
プログラミングとは別に、Webデザインの知識もあるといいでしょう。
訪問者がストレスなくページを閲覧でき、見た目もいいWebサイトを実現するには、Webデザインの考え方や基礎を学ぶことをおすすめします。
デメリット④ハッカーの標的になりやすい
WordPressはCMSの中でも圧倒的なシェアを誇るだけに、ハッカーの標的となりやすいというデメリットがあります。
セキュリティ対策も自己責任で行わなければならないため、常に最新情報をキャッチアップして対策を進めるようにしましょう。
サーバーのセキュリティ設定
サーバーの設定で、IPアクセスの制限やログイン回数の制限などが可能です。
第三者からの不正なログインなどを防止するためにも、こうした設定は必ず行いましょう。
プラグインを利用したセキュリティ設定
プラグインの中には、WordPressのセキュリティを強化してくれるものもあります。
ログイン画面や管理画面への不正アクセスを防いだり、スパムコメントを防いだりなど、あなたのサイトを守るための有効な対策が可能となります。
パスワード管理
管理画面へアクセスするためのパスワード管理も、とても重要なセキュリティ対策です。
他のツールやアプリケーションと同じパスワードを使い回さない、単純な文字列を避けるなど、パスワードの内容にも注意しましょう。
デメリット⑤エラーが起きやすい
WordPressはオープンソースであるため、バグやエラーなどが発生しやすいというデメリットがあります。
更新時の互換性エラーに注意
WordPress自体がバージョンアップされるのはもちろん、テーマやプラグインも頻繁にバージョンアップが行われます。
この際に注意したいのが、互換性エラーです。
互換性エラーとは、例えば古いままのテーマやプラグインが、最新のWordPressバージョンに適合していないために起こるエラーのことです。
WordPress、テーマ、プラグインのすべてを最新バージョンに保つようにしましょう。
解決には専門的な作業を要することも
バージョンの更新でエラーが解決すればいいのですが、単純な方法だけではどうしても解決しないことがあります。
中には、WordPressの各種ファイルのソースを編集しなければいけない場合もあります。
WordPressと他のCMSとの比較
WordPressは世界でもっともシェア率の高いCMSですが、WordPress以外にも質の高いCMSは数多く存在します。
ここでは、その代表的なものをピックアップして特徴をご紹介します。
なお、ここではDataSign社の調査結果を基に、上場企業でもっとも使われているCMS上位5種を対象としています。
WordPressと他CMSの比較
名称 | 費用 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
WordPress | 無料 | 圧倒的シェア 使いやすさとカスタマイズ性を両立 |
攻撃を受けやすい |
Movable Type | 月額2,500円~ (年間一括2万5千円~) |
メーカーによる公式サポートあり | 特有の言語を覚える必要がある |
Sharewith | 初期費用75万円~、 月額費用10万円~ |
IR、コーポレートサイトに適している | 初期費用、ライセンス利用料が高額 |
Drupal | 無料 | 拡張性が高く、セキュリティ対策に強み | 難易度が高く情報が少ない |
Adobe Experience Manager | 要見積もり | Adobe製品との連携 | あくまで大企業向けで個人のサイト向けではない |
Movable Type
日本のシックス・アパート株式会社が提供するCMSです。
WordPressとは異なり、メーカーによる公式サポートを日本語で受けられるのが最大の特徴です。
ただし有料で、MTMLと呼ばれるMovable Type特有の言語を覚える必要があります。
Sharewith
Sharewithは、企業のIR活動のための情報提供を行う野村インベスター・リレーションズが提供するCMSです。
そのため、IRやコーポレートサイトの構築に向いています。
Drupal
Drupalは、WordPressと同じくオープンソースのCMSです。
「モジュール」と呼ばれる単位で機能を管理しており、モジュールを組み合わせることでWebサイトのデザインや機能を拡張していきます。
拡張性が高い一方でWordPressに比べると複雑であるため、中級者以上向けと言えます。
Adobe Experience Manager
世界的なソフトウェア企業であるAdobeのCMSです。
Adobe Creativeソフトを始めとした、Adobe製品との連携性の高さが特徴となっています。
ただし、個人のブログやアフィリエイトサイトを作るのには不適です。
WordPressと無料ブログの違い
WordPressの導入を検討するうえで考えたいのは、他のCMSとの比較だけでなく「他のブログサービスと比較してどのようなメリットがあるのか」ということです。
簡単さとカスタマイズ性のどちらを取るか
WordPressの運用は無料ブログサービスよりやや難しいものの、細かいところまでカスタマイズできるというメリットがあります。
「初心者なのでカスタマイズはいいからとにかく簡単にブログを作りたい」ということなら無料ブログ、「ある程度カスタマイズして本格的にWebサイト運営をしていきたい」ということならWordPressの方がいいでしょう。
商用ならWordPressの利用がおすすめ
ブログやアフィリエイトサイトを作り収入を得たいのであれば、やはりWordPressがおすすめです。
無料ブログサービスの場合、広告の設置場所や利用できる広告が限られるなど、いくつかの制約があります。
まずは無料ブログから慣れる手もある
ブログの運営自体が初めてであり、WordPressの初期設定や運営に不安を感じるのであれば、まずは無料ブログから始めるという手もあります。
無料ブログで慣れてからWordPressへ移行することも(物理的には)可能です。
ただしドメインを変える必要があったり、検索エンジンの評価がリセットされたりなどの不都合が発生する可能性もあるので、のちのちの手間を考えると、初めからWordPressを利用したほうが楽かもしれませんね。
WordPressのメリット・デメリット まとめ
WordPressは、システム自体は無料で利用できるうえに初心者でも使いやすい優秀なCMSです。
さらに、Webサイトの構築経験が豊富でプログラミングのスキルを持つ上級者のニーズにも応えられる拡張性も併せ持っています。
この汎用性の高さこそが、数多あるCMSの中でも圧倒的シェアを誇る理由であると言えます。
今回ご紹介したメリットやデメリットを踏まえ、ぜひWordPressの利用を検討してみてください。
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