法人向けのレンタルサーバーに求められる要素には、稼働の安定性やセキュリティの高さなどさまざまなものがあります。
しかし、レンタルサーバーには多種多様な選択肢があり、どのレンタルサーバーが最適なのか判断するのは簡単ではありません。
本記事では、法人向けレンタルサーバーを徹底比較し、それぞれの特長やメリットをくわしく解説します。
また、法人向けレンタルサーバーの基礎知識から、選び方のポイントまで解説しますので、最適なレンタルサーバー選びの参考にしてください。
- ※本記事で紹介している情報は執筆時点のものであり、閲覧時点では変更になっている場合がございます。また、ご利用の環境(ブラウザ、サーバー、プラグイン、テーマ、またはそのバージョンや設定、WordPress本体のバージョンや設定など)によっては本記事の情報通りに動作しない場合がございます。あらかじめご了承ください。
目次
法人向けレンタルサーバーの比較一覧表
法人向けレンタルサーバーはたくさん存在しますが、特におすすめのものを16個ピックアップしました。
それぞれの料金(税込)と主なスペックの比較一覧表は下記のとおりです。
レンタルサーバー | 初期費用 | 月額 | 稼働率 | 容量 | 転送量 | サーバー種 |
---|---|---|---|---|---|---|
ConoHa WING ビジネスプラン | 無料 | 1,452円~ | 99.99%以上 | 300GB~ | 無制限 | 共用 |
ヘテムル | 無料 | 1,925円 | 99.99% | 500GB | 40TB/月 | 共用 |
iCLUSTA+ | 5,500円 | 1,027円~ | 99.919%※1 | 300GB~ | 無制限 | 共用 |
Xserver Business | 16,500円 | 4,180円~ | 99.99%以上 | 300GB~ | 無制限 | 共用/VPS/専用 |
さくらのレンタルサーバ | 無料 | 2,420円~ | 99.99%以上 | 600GB~ | 無制限 | 共用 |
ロリポップ! | 無料 | 990円~ | 99.99% | 500GB~ | 無制限 | 共用 |
KAGOYA | 無料 | 1,485円~ | 99.999% | 380GB~ | 無制限 | VPS/専用 |
お名前.comレンタルサーバー | 無料 | 1,078円 | 99.99% | 400GB | 無制限 | 共用 |
CPI | 無料 | 4,840円 | 非公開 | 500GB | 無制限 | 共用 |
wpX Speed | 無料 | 1,320円~ | 非公開 | 200GB~ | 13.5TB~ | クラウド |
ABLENET レンタルサーバー | 無料 | 830円~ | 非公開 | 300GB~ | 無制限 | 共用 |
シン・レンタルサーバー | 無料 | 880円~ | 非公開 | 300GB~ | 無制限 | 共用 |
mixhost | 無料 | 1,980円~ | 99.99%保証 | 無制限 | 無制限 | クラウド |
スマイルサーバー | 無料 | 3,410円~ | 99.998% | 400GB | 非公開 | 共用 |
WebARENA | 3,300円~ | 1,997円~ | 99.99% | 300GB | 無制限 | 共用/VPS/専用 |
VALUE SERVER | 3,300円 | 2,112円 | 非公開 | 800GB | 非公開 | 共用 |
- ※1:2024年4月時点
ConoHa WING ビジネスプラン
ConoHa WINGビジネスプランは、GMOインターネットグループ社が運営するレンタルサーバー「ConoHa WING」のビジネスプランです(共用サーバー)。
1契約毎にメモリ・vCPU(仮想CPU)が割り当てられるため、他のユーザーの利用状況による影響が少なく、法人向けに安定したサーバー環境を提供します。
ConoHa WINGビジネスプランの特徴 |
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|
ConoHa WINGビジネスプランには3種類の料金プランがあり、料金体系は通常(時間単位で課金される)とWINGパック(長期利用割引サービス)の2種類があります。
WINGパックを利用すると独自ドメインが2つ永久無料になり料金も割安です。
下記にWINGパックを利用した際の料金(税込)とスペックの一覧を掲載します。
料金プラン | Bizライト | Bizスタンダード | Bizアドバンス |
---|---|---|---|
初期費用 | 無料 | ||
月額※1 | 1,452円 | 3,086円 | 6,171円 |
稼働率 | 99.99%以上 | ||
CPU/メモリ | 2コア/1GB | 3コア/2GB | 4コア/4GB |
ストレージ容量 | 300GB(SSD)B | 400GB | 500GB(SSD) |
転送量 | 無制限 | ||
マルチドメイン | 無制限 | ||
データベース数 | 無制限 | ||
自動バックアップ | 過去14日分を自動でバックアップ | ||
メール機能 | メールアドレス無制限、迷惑メールフィルター/ウィルスチェック装備 | ||
セキュリティ機能 | 無料独自SSL、オプション独自SSL(有料)、WAF、脆弱性診断など | ||
サポート体制 | メール(24時間受付)、電話(平日10:00~18:00)、チャット(平日10:00~18:00) | ||
その他 | 独自ドメイン2つが永久無料 |
- ※1:12カ月契約の場合の月額相当額
ヘテムル
ヘテムルは、GMOペパボ社が運営する中規模~大規模なWebサイトや法人向けのレンタルサーバーです(共用サーバー)。
分離型サーバー(WEBサーバー、データベースサーバー、メールサーバーを分離)を採用し、急激な大量アクセスで高負荷が発生しても、互いのトラフィックに影響を与えません。
ヘテムルの特徴 |
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|
ヘテムルの料金プランは1種類。料金(税込)と主なスペックは下記のとおりです。
初期費用 | 無料 |
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月額※1 | 1,925円 |
稼働率 | 99.99% |
CPU/メモリ | 非公開 |
ストレージ容量 | 500GB(オールSSD) |
転送量 | 40TB/月(1日あたり1.3TBまで) |
マルチドメイン | 無制限 |
データベース数 | 無制限 |
自動バックアップ |
Web・メール(7日間)、データベース(14日間)を自動でバックアップ
|
メール機能 | メールアドレス無制限、スパムフィルタ/ウィルスチェック装備 |
セキュリティ機能 | 無料独自SSL、独自SSLオプション、WAF、海外アタックガードなど |
サポート体制 | メールサポート、電話サポート(平日 10:00~18:00) |
その他 | - |
- ※1:12カ月契約の場合の月額相当額
iCLUSTA+
iCLUSTA+(アイクラスタプラス)は、GMOグローバルサイン・ホールディングス社が運営する法人向けのレンタルサーバーです。
安定稼働と高速処理を重視して設計され、クラスタ技術(複数台のサーバー群で分散処理をおこなう)を採用することで、安定したサーバー環境を実現しています。
iCLUSTA+の特徴 |
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|
iCLUSTA+の料金プランは3種類(ミニ/レギュラー/プロ)。各プランの料金(税込)と主なスペックは下記のとおりです。
料金プラン | ミニ | レギュラー | プロ |
---|---|---|---|
初期費用 |
5,500円
|
||
月額※1 | 1,027円 | 1,551円 | 2,598円 |
稼働率 | 100%
|
||
CPU/メモリ | 非公開 | ||
ストレージ容量 | 300GB | 500GB | 750GB |
転送量 | 無制限 | ||
マルチドメイン | 61個 | 91個 | 121個 |
データベース数 | 無制限 | ||
自動バックアップ※2 | 770円 | 1,100円 | 1,540円 |
メール機能 | メールアドレス無制限、迷惑フィルター/メールウィルス除去サービス装備 | ||
セキュリティ機能 | 独自SSL(アルファSSL)、IPS、海外Webアクセス制限、GMOサイバー攻撃ネットde診断 | ||
サポート体制 | メール、電話サポート(年中無休、ただし定休日を除く) | ||
その他 | 30日間全額返金保証 |
- ※1:12カ月契約の場合の月額相当額(税込)
- ※2:有料オプション/別のデータセンターへ7世代までバックアップ
Xserver Business
Xserver Businessは、エックスサーバー社が運営する、アクセス耐性と表示速度を追求した法人向けのレンタルサーバーです。
ビジネスに必要なものはすべて標準完備しており、ホームページ制作サービスや各種サーバー設定代行なども無料で利用できます。
Xserver Businessの特徴 |
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|
下記に、コスパの高い共有サーバータイプの料金プラン(税込)とスペックの一覧表を掲載します。
料金プラン | スタンダート | プレミアム | エンタープライズ |
---|---|---|---|
初期費用 | 16,500円 | ||
月額※1 | 4,180円 | 8,360円 | 12,540円 |
稼働率 | 99.99%以上 | ||
CPU/メモリ | 非公開 | ||
ストレージ容量 | 300GB(NVMe) | 400GB(NVMe) | 500GB(NVMe) |
転送量 | 制限なし | ||
マルチドメイン | 無制限 | ||
データベース数 | 無制限 | ||
自動バックアップ | 過去14日分を自動バックアップ | ||
メール機能 | メールアカウントは無制限、アンチウィルス/スパムフィルター(標準/高性能)を搭載 | ||
セキュリティ機能 | 無料独自SSL、オプション独自SSL(有料)、ログイン試行回数制限、国外IPアドレスからのアクセス制限、大量コメント・トラックバック制限など | ||
サポート体制 | メールサポート、電話サポート、各種設定代行(毎月5回まで無料/スタンダードは3回まで) | ||
その他 | 独自ドメイン永久無料(2個) |
- ※1:12カ月契約の場合の月額相当額(税込)
さくらのレンタルサーバ
さくらのレンタルサーバは、さくらインターネット社が運営する、個人&法人向けレンタルサーバーです(共用サーバー)。
CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)サービスを標準装備することで、Webサイトの高速・安定化を図り、快適なアクセス環境を提供します。
また、Webサイトに必要な機能が充実し、バックアップ&ステージング機能により、確認用のテストサイトも簡単に作成可能です。
さくらのレンタルサーバの特徴 |
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さくらのレンタルサーバは個人向けプランが2種類(ライト/スタンダード)、法人向けプランが2種類(ビジネス/ビジネスプロ)用意されています。
さらに安定性・セキュリティを重視した専用プラン(スモール/ミディアム/ラージ)もあります。
ここでは、一般的な法人向けプランの料金(税込)とスペックの一覧を掲載します。
料金プラン | ビジネス | ビジネスプロ |
---|---|---|
初期費用 | 無料 | |
月額※1 | 2,420円 | 4,400円 |
稼働率 | 99.99%以上 | |
CPU/メモリ | 非公開 | |
ストレージ容量 | 600GB(SSD) | 900GB(SSD) |
転送量 | 無制限 | |
マルチドメイン | 400個 | 500個 |
データベース数 | MySQL:200個 | MySQL:400個 |
自動バックアップ | 8世代の自動バックアップ | |
メール機能 | メールアドレス無制限、迷惑メールフィルタ(簡易/高精度)を装備 | |
セキュリティ機能 | 共用SSL、無料SSL、独自SSL、WAF、改ざん検知、国外IPアドレスフィルタ | |
サポート体制 | メール、チャット、電話(コールバック予約) | |
その他 | - |
- ※1:12カ月契約の場合の月額相当額
ロリポップ!
ロリポップ!は、GMOペパボ社が運営する低価格の個人&法人向けのレンタルサーバーです(共用サーバー)。
低価格帯でありながら機能とサポート体制が充実(メール返信24時間以内、チャット、電話)し、初心者でも安心して利用できます。
ロリポップ!の特徴 |
---|
|
料金プランは格安プランを含めて5つ用意されていますが、法人向けとしては、大量アクセスや自動バックアップに対応した、下記2つのプラン(税込)が適しています。
料金プラン | ハイスピード | エンタープライズ |
---|---|---|
初期費用 | 無料 | |
月額※1 | 990円 | 2,365円 |
稼働率 | 99.99% | |
CPU/メモリ | 非公開 | |
ストレージ容量 | 500GB(SSD) | 1.2TB(SSD) |
転送量 | 無制限 | |
マルチドメイン | 無制限 | |
データベース数 | 無制限 | |
自動バックアップ | あり
|
|
メール機能 | メールアドレス無制限、ウィルスチェック搭載 | |
セキュリティ機能 | 独自SSL、無料独自SSL、WAF、海外アタックガードなど | |
サポート体制 | メール(24時間以内に返信)、チャット、電話 | |
その他 | 12カ月以上の契約で、独自ドメイン永久無料 |
- ※1:12カ月契約の場合の月額相当額
KAGOYA
KAGOYAは、カゴヤ・ジャパン社が運営する法人向けのレンタルサーバーです。
サーバーを1台専有(VPSまたは専用サーバー)することで、一般的なレンタルサーバー(共有サーバー)より、高いセキュリティとパフォーマンスを提供します。
KAGOYAの特徴 |
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|
料金プランはライト・ベーシック・ハイエンドの3つがあり、ライト・ベーシックはCPUのコア数とメモリ容量の違いで料金が異なります。
各プランの料金(税込)と主なスペックは下記のとおりです。
料金プラン | ライト | ベーシック | ハイエンド |
---|---|---|---|
初期費用 | 無料 | 無料 | 165,000円 |
月額※1 |
1,485円(1コア/4GB) 4,950円(2コア/8GB) 9,900円(4コア/16GB) |
16,335円(4コア/16GB) 25,740円(8コア/16GB) 31,680円(12コア/32GB) |
39,600円(16コア/32GB) |
稼働率 | 99.999% | ||
CPU/メモリ | 月額欄を参照 | ||
ストレージ容量 | 300GB +メール80GB |
500GB +メール80GB |
1TB +メール80GB |
転送量 | 無制限 | ||
マルチドメイン | 無制限 | ||
データベース数 | 無制限 | ||
自動バックアップ |
10GBまで無料で自動バックアップ(Lite)
|
||
メール機能 | メールアドレスは無制限、ウィルスチェック/迷惑メールフィルター搭載 | ||
セキュリティ機能 | 共有SSL、無料SSL、IPS、WAF | ||
サポート体制 | メール、電話(平日 10:00~17:00)、チャット、訪問サポート(有料) | ||
その他 | 独自ドメイン1個無料 |
- ※1:12カ月契約の場合の月額相当額
お名前.comレンタルサーバー
お名前.comレンタルサーバーは、GMOインターネットグループ社が運営する、低価格帯でも高速&安定のレンタルサーバーです(共用サーバー)。
プロの専任スタッフが、24時間365日無料で電話サポートをおこなっているため、法人向けとしても安心して利用できます。
また、管理画面で収容サーバーの混雑状況を確認することが可能で、混雑していれば快適なサーバーへ移動することができます(常に快適なサーバー環境を利用できる)。
お名前.comレンタルサーバーの特徴 |
---|
|
料金プランは1種類のみ。下記に料金(税込)と主なスペックの一覧を掲載します。
初期費用 | 無料 |
---|---|
月額※1 | 1,078円 |
稼働率 | 99.99% |
CPU/メモリ | 非公開 |
ストレージ容量 | 400GB(SSD) |
転送量 | 無制限 |
マルチドメイン | 無制限 |
データベース数 | 無制限 |
自動バックアップ | 14日間無料 |
メール機能 | メールアカウント数無制限、迷惑メールフィルター/ウィルスチェック搭載 |
セキュリティ機能 | SSL、WAF、SiteLock(悪意あるコードやマルウェアを自動で検知&駆除)、アクセス制限 |
サポート体制 | メール、電話サポート(24時間365日) |
その他 | 独自ドメイン無料(対象ドメインなら永久無料) 収容サーバーの変更が可能※2 |
- ※1:12カ月契約の場合の月額相当額(税込)
- ※2:収容サーバーの混雑状況を確認し、混雑していれば快適なサーバーへの移動が可能
CPI
CPI(シーピーアイ)は、KDDIグループが運営する法人向けのレンタルサーバーです(共用サーバー)。
Web・メール・バックアップのリスク分散構成により、負荷を分散しトラブルを最小限に抑えることで、ビジネスに集中できる高安定なサーバー環境を提供します。
CPIの特徴 |
---|
|
料金プランはシェアードプラン(ビジネススタンダード)の1種類。料金(税込)と主なスペックは下記のとおりです。
初期費用 | 無料 |
---|---|
月額※1 | 4,840円 |
稼働率 |
非公開
|
CPU/メモリ | 非公開 |
ストレージ容量 | Web、データベース:300GB(SDD) メール:200GB |
転送量 | 無制限 |
マルチドメイン | 10個まで |
データベース数 | 5個まで |
自動バックアップ |
30世代まで自動バックアップ
|
メール機能 | メールアカウントは無制限(メール容量まで)、スパム・ウィルスチェック搭載 |
セキュリティ機能 | SSL証明書(1枚無料)、WAF |
サポート体制 |
メールサポートのみ
|
その他 | - |
- ※1:12カ月契約の場合の月額相当額
wpX Speed
wpX Speed(ダブリュピーエックス・スピード)は、シンクラウド社が運営するWordPress専用のクラウド型レンタルサーバーです(2024年2月にエックスサーバー社から移管)。
WordPressサイトをキャッシュなしで高速化する専用の高速・安定化機能など、WordPressの運営に最適化され、法人向けにも適しています。
wpX Speedの特徴 |
---|
|
料金プランは、Webサイトの規模やアクセス状況に合わせた柔軟なプランが用意されています(W1~W7)。
料金体系は時間単位で課金されるしくみですが、1カ月の上限金額が設定されているため、月額性と同じ感覚で利用できます。
wpX Speedの料金(税込)プランと主なスペックは下記のとおりです。
料金プラン | W1 | W2 | W3 | W4~W5 |
---|---|---|---|---|
初期費用 | 無料 | |||
月額 | 最大1,320円 | 最大2,640円 | 最大5,280円 | 最大11,000~88,000円 |
稼働率 | 非公開 | |||
CPU/メモリ | 2コア/2GB | 3コア/4GB | 4コア/8GB | 5コア/12GB~12コア/56GB |
ストレージ容量 | 200GB(NVMe) | 300GB(NVMe) | 400GB(NVMe) | 500GB~1TB(NVMe) |
転送量 | 13.5TB | 18.0TB | 22.5TB | 30~60TB |
マルチドメイン | 無制限 | |||
データベース数 | 無制限 | |||
自動バックアップ | 過去7日分自動バックアップ | |||
メール機能 | メールアカウント無制限 | |||
セキュリティ機能 | 無料独自SSL、WAF、国外IPアドレスからのアクセス制限、ログイン試行回数制限、大量コメント・トラックバック制限 | |||
サポート体制 | メール(24時間受付) 電話(平日の 10:00~18:00) |
|||
その他 | - |
ABLENET レンタルサーバー
ABLENET レンタルサーバー(エイブルネット・レンタルサーバー)は、K&K社が運営する個人&法人向けのレンタルサーバーです(共用サーバー)。
インターネット回線は大手3社(OPTAGE/IDCFrontier/NTT Communications)に接続しているため、1社だけに依存せずに、安定的な接続環境を提供します。
ABLENET レンタルサーバーの特徴 |
---|
|
- ※1:サーバーにログインしてコマンドの実行が可能
料金プランは3種類(ライト・スタンダード・プレミアム)。各プランの料金(税込)と主なスペックは下記のとおりです。
料金プラン | ライト | スタンダード | プレミアム |
---|---|---|---|
初期費用 | 無料 | ||
月額※2 | 830円~ | 1,320円~ | 3,170円~ |
稼働率 | 非公開 | ||
CPU/メモリ | 6コア/8GB | 8コア/12GB | 10コア/16GB |
ストレージ容量 | 300GB(SSD) | 400GB(SSD) | 500GB(SSD) |
転送量 | 無制限 | ||
マルチドメイン | 無制限 | ||
データベース数 | 無制限 | ||
自動バックアップ | 14日間自動バックアップ(Acronis Backup) | ||
メール機能 | メールアカウント無制限、スパムフィルタ/アンチウィルス搭載 | ||
セキュリティ機能 | 無料SSL、WAF | ||
サポート体制 | メールサポートのみ | ||
その他 | 30日返金保証(サービスにご満足いただけない場合、30日以内なら返金対応が可能) |
- ※2:年額料金を月額に換算
シン・レンタルサーバー
シンレンタルサーバーは、シンクラウド社が運営する個人&法人向けのレンタルサーバーです(共用サーバー)。
国内シェアトップクラスの「エックスサーバー」のシステムをベースとして設計され、最新技術を積極的に導入することで、コスパと革新性に優れたサービスを提供しています。
シンレンタルサーバーの特徴 |
---|
|
料金プランは3つ(ベーシック・スタンダート・プレミアム)、各プランの料金(税込)と主なスペックは下記のとおりです。
- ※他にもリソースを保証するビジネスプランがあります。
料金プラン | ベーシック | スタンダード | プレミアム |
---|---|---|---|
初期費用 | 無料 | ||
月額※1 | 880円 | 1,780円 | 3,560円 |
稼働率 | 非公開 | ||
CPU/メモリ | 6コア/8GB | 8コア/12GB | 10コア/16GB |
ストレージ容量 | 300GB(NVMe) | 400GB(NVMe) | 500GB(NVMe) |
転送量 | 無制限 | ||
マルチドメイン | 無制限 | ||
データベース数 | 無制限 | ||
自動バックアップ | 過去14日分のデータを保存 | ||
メール機能 | メールアカウント無制限、アンチウィルス/スパムフィルタ搭載 | ||
セキュリティ機能 | 無料独自SSL、オプション独自SSL(有料)、WAF、、ログイン試行回数制限、国外IPアドレスからのアクセス制限、大量コメント・トラックバック制限、セコムセキュリティ診断 | ||
サポート体制 | メール(24時間以内に対応)、電話サポート(土日祝を除く) | ||
その他 | 独自ドメイン永久無料 |
- ※1:12カ月契約の場合の月額相当額
mixhost
mixhost(ミックスホスト)は、アズポケット社が運営する個人&法人向けのレンタルサーバーです(クラウドサーバー)。
複数のサーバーで多重化されたクラウドサーバーを使用することで、万が一サーバーが故障しても、他のサーバーに自動的に切り替わり、安定したWebサイト運営ができます。
mixhostの特徴 |
---|
|
料金プランは、1カ月のPV数(スタンダード:25,000PV、プレミアム:100,000PV、ビジネス:400,000PV)を目安に3つのプラン(税込)が用意されています。
料金プラン | スタンダード | プレミアム | ビジネス |
---|---|---|---|
初期費用 | 無料 | ||
月額 | 1,980円 | 2,980円 | 4,980円 |
稼働率 | 99.99%保証 | ||
CPU/メモリ | 非公開 | ||
ストレージ容量 |
無制限(NVMe)
|
||
転送量 |
無制限
|
||
マルチドメイン | 無制限 | ||
データベース数 | 無制限 | ||
自動バックアップ | 過去14日分を自動的にバックアップ | ||
メール機能 | メールアドレス無制限、マルウェアスキャン搭載 | ||
セキュリティ機能 | 無料SSL、AI搭載のトータルセキュリティ、脆弱性診断など | ||
サポート体制 |
メール、チャット
|
||
その他 | 独自ドメイン無料、30日間返金保証 |
スマイルサーバー
スマイルサーバーは、NTTスマートコネクト社が運営する法人向けのレンタルサーバーです(共用サーバー)。
NTTグループならではの安心感・信頼感・手厚いサポートや実績が評価され、ビジネス用途だけでなく、官公庁や医療機関、教育機関などで高い評価を受けています。
スマイルサーバーの特徴 |
---|
|
料金プランはベーシックプランとSSLセットプラン(SSLやドメインに関するオプションサービスがセットになったプラン)の2つが用意されています。
各プランの料金(税込)と主なスペックは下記のとおりです。
料金プラン | ベーシックプラン | SSLセットプラン |
---|---|---|
初期費用 | 無料 | |
月額 | 3,410円 | 4,400円 |
稼働率 | 99.998% | |
CPU/メモリ | 非公開 | |
ストレージ容量 | 400GB | 400GB |
転送量 | 非公開 | |
マルチドメイン | 10個まで | |
データベース数 | MySQL:3個、SQLite:無制限 | |
自動バックアップ | 有料オプション | |
メール機能 | アカウント無制限、ウィルスチェック/迷惑メールフィルタ搭載 | |
セキュリティ機能 | SSL証明、ファイアウォール、IPS | |
サポート体制 | メールサポート、電話サポート(平日10時~12時、13時~18時) | |
その他 | - | ドメイン名代行申請、ドメイン名維持管理、指定事業者・レジストラ変更 |
WebARENA
WebARENA(ウェブアリーナ)は、NTT PC社が運営する法人向けのレンタルサーバーです。
サーバーの種類によって、下記4つのサービスに分かれていますが、ここではコスパの高いSuiteX(スイートエックス)を紹介します。
- SuiteX(共用サーバー)
- WebARENA Indigo(VPS)
- WebARENA Indigo for WindowServer(VPS)
- WebARENA IndigoPro(クラウドサーバー)
共用サーバーのSuiteX は、はじめてでも簡単な操作で自社専用のメールアドレスやWebサイトを作成できるサービスです。
WevARENA SuiteXの特徴 |
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|
SuiteXの料金プランは、「スタンダード」とメールの品質と拡張性を重視した「メールプレミアム」の2プランがあります。
各プランの料金(料金)と主なスペックは下記のとおりです。
料金プラン | スタンダード | メールプレミアム |
---|---|---|
初期費用 |
3,300円
|
5,500円 |
月額※1 | 1,997円 | 4,928円~ |
稼働率 | 99.99% | |
CPU/メモリ | 非公開 | |
ストレージ容量 | 300GB(SSD) | Web400GB+メール50GB(SSD) |
転送量 | 無制限 | |
マルチドメイン | 10個まで | 20個まで |
データベース数 | SQLite:無制限 標準データベースMySQL5:3個 |
|
自動バックアップ | 1世代のみ | 1世代のみ(Webサーバーのみ) |
メール機能 | アカウント数:無制限(推奨100) | アカウント数:100個まで |
セキュリティ機能 | SSL、ファイアウォール、Web改ざん検知、メールのウィルスチェック/迷惑メールフィルタ | |
サポート体制 | メール、チャット(平日9:30~17:00) | |
その他 |
- ※1 年額料金を月額に換算
VALUE SERVER
VALUE SERVER(バリュー・サーバー)は、GMOデジロック社が運営する個人&法人向けのレンタルサーバーです(共用サーバー)。
VALUE SERVERの特徴 |
---|
|
料金プランは4つ(まるっと・エコ・スタンダード・ビジネス)用意されていますが、法人向けに適しているのは下記のビジネスプラン(税込)です。
料金プラン | ビジネス |
---|---|
初期費用 | 3,300円 |
月額※1 | 2,112円 |
稼働率 | 非公開 |
CPU/メモリ | 物理サーバー:CPU(Xeon 56コア以上)+ 大容量メモリー(1TB) |
ストレージ容量 | 800GB(SSD) |
転送量 | 非公開 |
マルチドメイン | 無制限 |
データベース数 | 無制限 |
自動バックアップ | 15日世代(15日分)保管 |
メール機能 | メールアカウント無制限、ウィルス対策/スパム対策フィルター装備 |
セキュリティ機能 | 共有SSL、独自SSL |
サポート体制 | メール、電話サポート |
その他 | 独自ドメイン永久無料 |
- ※1:12カ月契約の場合の月額相当額
法人向けレンタルサーバーを選ぶポイント
法人向けレンタルサーバーを選ぶ際には、コストや性能だけでなく、信頼性やサポート体制など多くの要素を総合的に考慮する必要があります。
適切なサーバーを選ぶことで、業務の効率化やセキュリティの向上が期待できる一方、選択を誤ると予期せぬトラブルやコスト増につながることもあります。
ここでは、企業がレンタルサーバーを選ぶ際に押さえておくべきポイントについて説明します。
なお、個人向けのレンタルサーバーについては下記記事をご覧ください。
レンタルサーバーを個人で選ぶときのポイントとは? 法人利用との違いも解説
- WordPressの始め方
サーバーの種類
1番目のポイントは、サーバーの種類と特徴を把握しておくことです。
サーバーの種類によって性能・費用だけでなく、利用方法や専門知識の有無などが異なってくるため、自社に適切なサーバーを選ぶには、この違いを理解しておきましょう。
レンタルサーバーの種類は主に下記4つに分類できます。
サーバーの種類 | 概要 | 費用 |
---|---|---|
共用サーバー | 1台のサーバーを複数のユーザーで共有して利用するサービス | 低額 |
専用サーバー | 1台のサーバーを1人のユーザーが専有して利用できるサービス | 高額 |
VPS | 1台のサーバーの中に複数の仮想サーバーを作成し、それぞれを独立したサーバーとして利用するサービス | 低~中 |
クラウドサーバー | 複数の物理サーバーのリソースを統合して、大規模な仮想サーバー環境を提供するサービス | 中~高 |
以下にそれぞれの特徴やメリット・デメリットについてくわしく説明します。
共用サーバー
共用サーバーは、1台のサーバーを複数のユーザーで共有して利用するサービスです。
サーバーのレンタル料金を複数のユーザーで負担するため、初期費用や月々のレンタル費用を抑えられ、安く利用できるのが特長です。
サーバーの管理や設定はすべて運営会社側でおこなってくれるため、専門知識は必要なく、初心者でも簡単に利用できます。
ただし、サーバーのリソースを複数のユーザーで共有するため、他の種類のサーバーに比べて処理能力は劣ることが多いです。
また、サーバーを共有する他のユーザーの影響を受けやすいというデメリットもあり、自分以外のユーザーの負荷が過度に増大すると、処理速度が低下する可能性があります。
共用サーバーのメリット・デメリット
メリット |
|
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デメリット |
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共用サーバーは個人向けサーバーとしてよく利用されますが、中小企業の小規模サイトなども共用サーバーを使うケースがあります。
専用サーバー
専用サーバーは、1台のサーバーを1人のユーザーが専有して利用できるサービスです。
共用サーバーに比べて費用は高くなりますが、サーバーのリソースをすべて使えるため、処理能力が高く、安定したWebサイト運営が可能になります。
また、基本ソフトやアプリケーションを自由にインストール&設定できるので、自由度が高くセキュリティ強化などの実施も可能です。
ただし、サーバーの設定・運用には専門知識を持ったスタッフが必要になります。
専用サーバーのメリット・デメリット
メリット |
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デメリット |
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- ※1:サーバーによっては管理・設定を代行してくれるプランもある。
専用サーバーは、アクセスが集中するような大規模なWebサイトや、機密性の高い情報を取り扱うWebサイトに適しています。
VPS
VPS(virtual private server)は日本語では、仮想専用サーバーと呼ばれています。
仮想化技術によって1台のサーバーの中に複数の仮想サーバーを作成し、それぞれを独立したサーバーとして利用するサービスです。
共用サーバーと同じように、1台のサーバーを複数ユーザーで利用することになりますが、ユーザーからは専用サーバーのように見え、自由なシステム構築が可能になります。
また、サーバーのリソース(CPU、メモリーなど)はユーザーごとに割り当てられるため、他のユーザーの影響を受けにくいというメリットがあります。
VPSのメリット・デメリット
メリット |
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デメリット |
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VPSは専用サーバーのような機能や自由度が必要で、料金を抑えたい場合に向いています。
クラウドサーバー
クラウドサーバーは、複数の物理サーバーのリソースを統合して、大規模な仮想サーバー環境を提供するサービスです。
VPSもクラウドサーバーも仮想化技術を利用したものですが、下記のように規模的に大きな違いがあります。
VPS | 1台の物理サーバーを複数の仮想サーバーに分割して利用する |
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クラウドサーバー | 複数の物理サーバーを統合して、大規模な仮想サーバー環境を構築する |
クラウドサーバーの大きな特徴は、物理的な制約が少なく、割り当てるリソース(CPU、メモリー、ストレージ容量など)を自由に設定・変更できる点です。
料金は設定したリソースに応じて変動する従量課金制のサービスが多く、専用サーバーよりも低額ではじめられます。
ただし、使い方次第では専用サーバーよりも高額になってしまうケースもあります。
クラウドサーバーのメリット・デメリット
メリット |
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デメリット |
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クラウドサーバーは、アクセス状況によってサーバーのリソースを増減できるため、時期によってアクセス数が大きく変動するWebサイトや、将来大きく拡張する予定のある大規模サイトに向いています。
サーバーの利用料金
2番目のポイントは、適切な価格帯のサーバーを選ぶことです。
レンタルサーバーは利用料金が高いほど性能・安定性が高くなる傾向がありますが、構築するWebサイトの規模やアクセス状況によっては、オーバースペックになってしまう可能性があります。
自社サイトの目的や規模に合ったサーバーを選び、費用対効果を最大限に引き出すことが重要です。
法人向けレンタルサーバーの料金は、サービス会社・サーバーの種類・料金プランによって異なりますが、スタンダードなプランの料金相場は下記のとおりです。
法人向けレンタルサーバーの料金相場
初期費用 | 無料~5,000 円程度 |
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月額 | 1,500~5,000円程度 |
なお、レンタルサーバーの料金は、月額料金(または年額料金)の他に、申し込み時に初期費用がかかる場合があります。
オプションで追加料金が発生するケースもあるので、初期費用を含めた総額で計算しましょう。
容量や転送量
3番目のポイントは、ストレージ容量とデータ転送量です。
ストレージ容量とは |
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データ転送量とは |
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サーバーには、メールや添付ファイルも保存されるため、企業のメールサーバーとして利用する場合は、社員数に応じたストレージ容量を確保しなければなりません。
また、レンタルサーバーによってデータ転送量の上限が設定されており、上限を超えてしまうとアクセス制限がかかる場合があるので注意が必要です。
ストレージ容量・転送量の目安
Webサイトの規模 | ストレージ容量 | 転送量 |
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小規模 | 100GB程度 | 無制限が望ましい |
中規模~大規模 | 300GB以上 | 無制限が望ましい |
- ※ストレージの媒体は、現在はハードディスクよりも早いSSDが主流ですが、SSDよりも早いNVMe(SSD)を使用するサーバーも増加中
稼働率の高さ
4番目のポイントは、サーバーの稼働率の高さです。
稼働率とは |
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企業サイトでは、サーバーの停止時間が直接減収に結びつくことが多いため、なるべく稼働率の高いサーバー選びが重要になります。
稼働率はできれば100%が理想的です。
しかし、トラブル発生以外にもメンテナンスやシステムのアップデートのために、夜間や早朝にサーバーを一時的に停止することもあり、なかなか100%は難しいでしょう。
サーバー稼働率の目安 |
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99.99%以上(1日あたり約8秒、年間で約53分停止) |
セキュリティ性の高さ
5番目のポイントは、セキュリティの高さです。
企業サイトを運営するには、とくにセキュリティ対策が重要になります。
セキュリティ対策が不十分だとWebサイトが改ざんされたり、顧客情報が漏洩したりするリスクが高くなるからです。
レンタルサーバーによって、セキュリティ対策は異なるので、なるべくセキュリティ性の高いサーバーを選びましょう。
レンタルサーバーのセキュリティ対策には下記のような機能があります。
セキュリティ対策機能 | 説明 |
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SSL |
通信を暗号化して安全性を高める技術
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WAF | Webサイトを悪意ある攻撃から守るファイアーウォール |
IPS/IDS | 不正侵入防止システム/不正侵入検知システム |
Web改ざん検知 | Webサイトが改ざんされていないかを常時監視するサービス |
メールスパム・ ウィルスチェック |
迷惑メールやメールに仕込まれたウィルスを除外する |
サポート体制
6番目のポイントは、サポート体制の充実度です。
トラブルが発生したときに、すぐに対処・復旧できるように、サポート体制が充実しているレンタルサーバーを選びましょう。
主なサポート方法は下記の3種類です。
サポート種類 | 説明 |
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メール |
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チャット |
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電話 |
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上記3つの中で一番重要なのが電話サポートですが、それぞれ、メリット・デメリットがあるため、3つとも対応しているのがベストです。
自動バックアップ機能の有無
7番目のポイントは、自動バックアップ機能です。
Webサイトを運営していると、操作ミスや何らかのトラブルで大事なデータを失ってしまう可能性は常に存在します。
いざというときのために、毎日自動でバックアップを取得していれば、最低でも1日前の状態に戻せるので安心です。
法人向けレンタルサーバーを選ぶ際には、自動バックアップ機能の有無だけでなく、下記のポイントも考慮してください。
自動バックアップ機能の確認ポイント |
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レンタルサーバーによってバックアップの保存期間が異なりますが、期間が長いほうが復旧できるデータの範囲が広がるため有利です。
また、自動バックアップは無料でも、復元が有料の場合もあるので、バックアップの復元方法や料金も確認しておきましょう。
表示速度の速さ
8番目のポイントは、表示速度の速さです。
Webサイトの表示速度が遅いとユーザーの利便性が悪く、離脱率が高くなるため、顧客や利益の損失につながります。
そのため、なるべく表示速度の速いレンタルサーバーを選びましょう。
Googleの公式情報でも、ページの読み込み速度をランキング要素(検索順位の決定要因)として使用することが明言されています(下記参照)。
検索ユーザーはできるだけ早く質問に対する答えを見つけたいと考えています。研究によると、ユーザーはページの読み込み速度を非常に気にかけています。読み込み速度これまでもランキング シグナルとして使用されていましたが、デスクトップ検索を対象としていました。そこで 2018 年 7 月より、ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素として使用することになりました。
なお、Webサイトの表示速度を確認するには、Googleが公開している無料ツール「PageSpeed Insights」や、Core Web Vitalsなどの指標を確認してください。
マルチドメインの対応可否
9番目のポイントは、マルチドメインに対応していることです。
マルチドメインとは、1つの契約で複数のドメイン(Webサイト)を構築できるサービスです。
法人の場合、一般的なコーポレートサイトの他に、複数のWebサイトが必要になるケースが多いでしょう。
(たとえば、商品・サービスの紹介に特化したサービスサイト、採用活動を専門におこなう採用サイトなど)
マルチドメインに対応していれば、追加料金なしで、複数のWebサイトを運営できる点がメリットです(独自ドメイン取得料は除く)。
法人向けのレンタルサーバーを選ぶ場合には、マルチドメインの対応可否の他に下記のポイントも確認しましょう。
マルチドメイン機能の確認ポイント |
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- ※WordPressサイトごとにデータベース(MySQL)が必要になるため、マルチドメイン数が無制限でも、WordPressサイトはデータベース(MySQL)の数しか作成できない。
メールサーバーの規模
10番目のポイントはメールサーバーの規模です。
レンタルサーバーはWebサイトだけでなく、メールサーバーとしても利用できますが、社内のメールサーバーとして利用する場合は、社員数分のメールアカウントが必要になります。
しかし、レンタルサーバーによって、作成できるメールアカウント数(メールアドレス数)や容量に制限がある場合があるので要注意です。
法人向けのレンタルサーバーを選ぶ場合には、下記のポイントを確認しておきましょう。
メール機能のチェックポイント |
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実績の豊富さ
11番目のポイントは、実績の豊富さです。
運営期間が長く、実績の豊富なレンタルサーバーは、長期間に渡って多くの法人に利用されてきたことを示しています。
これは、サービスの信頼性と安定性が高いことの証拠といって良いでしょう。
また、実績が豊富なほど、さまざまな問題やトラブルに対処してきているはずなので、技術的なサポート体制が整っており、迅速かつ適切な対応が期待できます。
実績の豊富さが重要な理由 |
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法人向けレンタルサーバーを選ぶ場合は、実績が豊富で信頼できる運営会社のレンタルサーバーを選びましょう。
法人向けレンタルサーバーとは
法人向けレンタルサーバーとは、企業や団体(法人)に対して提供されるサーバーのレンタルサービスです。
以下にレンタルサーバーの基礎知識と、法人向けレンタルサーバーと個人向けレンタルサーバーの違い、それぞれに向いているケースについて説明します。
そもそもレンタルサーバーとは
レンタルサーバーとは、インターネット上にWebサイトを公開するためのサーバー(コンピュータ)をレンタルするサービスです。
サーバー自体はデータセンターと呼ばれる専用施設に設置され、レンタルサーバー会社が運用と管理をおこないます。
法人の場合、自社で専用サーバーを用意することもできますが、レンタルサーバーを利用することで下記のメリットがあります。
レンタルサーバーの メリット |
説明 |
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高性能・低コスト |
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セキュリティ・安全性が高い |
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レンタルサーバーについてもっとくわしく知りたい場合は、下記記事をご覧ください。
レンタルサーバーとは?選び方や初心者向けのおすすめを紹介
- WordPressの始め方
法人向けレンタルサーバーと個人向けレンタルサーバーの違い
法人向けレンタルサーバーは、大規模なWeサイト運営に耐えられるように設計されています。
一方、個人向けレンタルサーバーは、コストパフォーマンス重視で設計されているのが一般的です。
具体的な違いは下記のとおりです。
法人向けレンタルサーバーが向いているケース
法人向けレンタルサーバーは、個人向けサーバーよりも機能やサポートが充実しており、高性能なサーバーを利用できるため、以下のようなケースに向いています。
法人向けレンタルサーバーが向いているケース | 説明 |
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大量のデータを扱う | 画像や動画などの大量データを掲載するWebサイトや、ショッピングサイトなど多くのアクセスが予想されるWebサイトを運営する場合 |
複数のWebサイトを運営 | 複数の事業を展開している企業や、複数のブランドサイトを運営する場合 |
高度なセキュリティが必要 | 顧客の個人情報や機密情報を取り扱うWebサイト |
充実したサポートが必要 | 24時間365日の技術サポートが必要な場合や、迅速なトラブルシューティングとサポート体制を求める場合 |
個人向けレンタルサーバーが向いているケース
個人向けレンタルサーバーは、法人向けサーバーよりも安価で利用できるため、以下のようなケースに向いています。
個人向けレンタルサーバーが向いているケース | 説明 |
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小規模なWebサイト | 小規模なWebサイトを運営する場合は、個人向けレンタルサーバーでも十分なケースがほとんど |
出費を抑えたい | 個人向けレンタルサーバーは、月額500円程度から利用できるため、費用を抑えたい場合に最適 |
個人情報は扱わない | 顧客の個人情報を扱わない場合は、個人向けのセキュリティ対策で十分(標準的なセキュリティ対策は実施される) |
手厚いサポートは必要ない | 24時間365日電話対応などの手厚いサポートが必要なければ、個人向けでも十分(標準的なサポートは提供される) |
法人向けレンタルサーバーに関するQ&A
法人向けレンタルサーバーに関するよくある質問と回答をまとめました。
法人向けレンタルサーバーの費用はいくら?
法人向けレンタルサーバーの費用は、運営会社・サーバーの種類・料金プランなどで異なりますが、一般的な共用サーバーであれば、月額1,500~5,000円程度です。
レンタルサーバーによっては、契約時に初期費用(3,000~5,000円程度)が別途かかる場合もありますが、現在は初期費用無料のサービスが多くなっています。
なお、長期契約(2年~3年)にすると、割引率が高くなるケースが多いので、コスト的には長期契約にしたほうがお得です。
中小企業向けのレンタルサーバーは?
法人向けのレンタルサーバーは、Webサイトの規模や社員数(メールサーバーを利用する人数)で決めるのが基本です。
中小企業の場合は、大規模なWebサイトを運営する必要がなければ、コストパフォーマンスの高い共用サーバーか、VPS(仮想専用サーバー)が適しています。
ただし、レンタルサーバーによって、メールアカウントの登録数に制限があるため注意が必要です。
メールサーバーとして利用する場合は、社員数分のメールアカウントが必要になります。
中小企業のレンタルサーバー選びのポイント |
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なお、中小企業でも予算に余裕がある場合は、より性能とセキュリティ性の高い専用サーバー、クラウドサーバーも検討しましょう。
大手企業のレンタルサーバーの選び方は?
大手企業のWebサイトは、大量アクセスと急激なトラフィック増加に対応するため、性能と拡張性の高いサーバーを選ぶのが基本です。
具体的には処理速度と安定性の高い専用サーバーか、リソース(CPU・メモリ・容量など)のアップグレードが容易なクラウドサーバーが適しています。
また、大手企業にとって、セキュリティとデータ保護は最優先事項です。
各種セキュリティ対策(SSL、WAF、IPS/IDS、Web改ざん検知など)の充実度や堅牢性を確認しておきましょう。
大手企業のレンタルサーバー選びのポイント |
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無料のレンタルサーバーでも良い?
個人や小規模店舗のWebサイトなら、無料のレンタルサーバーも選択肢の1つになるでしょう。
しかし、企業サイトの運営には、下記のようにデメリットが多いため、おすすめできません。
無料レンタルサーバーのデメリット※1 |
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- ※1:一般的な無料レンタルサーバーのデメリット(すべてのサービスに該当するとは限らない)
無料レンタルサーバーが向いているのは、上記デメリットが許容できるケースのみです。
個人向けレンタルサーバーの選び方との違いは?
個人向けレンタルサーバーは、コスパで選ぶのが基本です。
一方、法人向けレンタルサーバーはコスパより、サーバーの性能(速度と安定性)や、セキュリティの高さ、サポートの充実度で選ぶのが一般的です。
社内のメールサーバーとして利用する場合は、メールサーバーの仕様(社員数に応じたメールアカウントの登録数・メールボックスに利用できる容量など)もポイントになります。
個人向けのレンタルサーバーについては、下記記事でくわしく説明しています。
レンタルサーバーを個人で選ぶときのポイントとは? 法人利用との違いも解説
- WordPressの始め方
WordPress開設におすすめのレンタルサーバーは?
WordPressでWebサイトを開設するなら、WordPress自動インストール機能付きのレンタルサーバーが必須でしょう。
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WordPressかんたんセットアップでできること |
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なお、ConoHa WINGには個人向け・法人向けのプランがあるので、目的や予算にあったプランが選べます。
詳細についてはConoha WINGの公式サイトをご覧ください。
適切な法人向けレンタルサーバーを選ぼう
法人向けのレンタルサーバーは、コスパよりも、性能(速度と安定性)、セキュリティの高さ、サポート体制を重視して選ぶのが基本です。
社内のメールサーバーとして利用する場合は、メール機能(メールアカウントの登録と容量など)も要チェックです。
本記事を参考にして、適切なレンタルサーバーを選びましょう。
なお、法人向けレンタルサーバーのおすすめは、ConoHa WINGのビジネスプランです。
おすすめ理由は下記の3つです。
- 稼働率99.99%以上の超安定を保証(リソース保証、急なアクセス増加にも自動対応)
- 国内最速の処理速度でサイト表示が快適
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