Amazonのアフィリエイトプログラム「Amazonアソシエイト」は、初心者でも稼ぎやすいアフィリエイトです。
利用するためには登録審査が必要ですが、ポイントを押さえれば初心者でも合格可能です。
本記事ではAmazonアフィリエイトの基礎(仕組みや報酬を得る条件)から、Amazonアフィリエイトの始め方、広告(商品リンク)の作成方法について解説していきます。
登録審査を通過するコツや、Amazonアフィリエイトで稼ぐコツも紹介していますので、最後までご覧ください。
また、Amazonのアフィリエイト(Amazonアソシエイト)へは下記よりログインが可能です。
- ※本記事で紹介している情報は執筆時点のものであり、閲覧時点では変更になっている場合がございます。また、ご利用の環境(ブラウザ、サーバー、プラグイン、テーマ、またはそのバージョンや設定、WordPress本体のバージョンや設定など)によっては本記事の情報通りに動作しない場合がございます。あらかじめご了承ください。
目次
Amazonアフィリエイトとは
画像引用:アソシエイト・セントラル
Amazonアフィリエイト(正式名称は「Amazonアソシエイト・プログラム」)は、世界的な大手ショッピングサイト「Amazon」が運営するアフィリエイトサービスです。
Amazonで扱っている商品の広告(商品リンク)を、自分のメディア(ブログ・Webサイト・SNS)に掲載し、そこから商品が購入されると報酬が得られます。
Amazonアフィリエイトの基本情報
サービス開始 | 2001年(国内) |
---|---|
報酬額 | 商品売上額の0%~10%(上限:1商品1個1,000円まで) |
クリック有効期間 | 24時間(ショッピングカートに商品が追加されれば90日以内) |
最低支払額 | 5,000円以上(Amazonギフトなら500円以上) |
振込手数料 | なし |
報酬支払日 | 成果発生月の翌々月末(成果発生月の月末から約60日後) |
最初に、Amazonアフィリエイトで稼げる仕組みや、得られる報酬について、以下の項目に沿って説明していきます。
Amazonアソシエイトの仕組み
Amazonアソシエイトの仕組みは、一般的なアフィリエイトとほぼ同じ。
ブログに貼った広告リンクをユーザーがクリックし、その商品が購入されればあなたに報酬が発生します。
Amazonのアフィリエイトを利用するためには、登録申請をして、Amazonの審査に合格する必要があります。
申請から収益化までの流れは下記のとおりです。
申請から収益化までの流れ
-
- STEP1:登録申請
- ・Amazonアソシエイトへ登録申請をおこなう
- ・登録申請するとAmazonの広告(商品リンク)の作成・掲載が可能に
-
- STEP2:広告掲載
- ・自分のメディアにAmazonの商品リンクを掲載
-
- STEP3:登録審査
- ・申請から180日以内に3回以上の適格販売が発生すると審査が開始
- ・審査内容はAmazonのカスタマーエクスペリエンス基準に達しているこ
- ・審査に合格すると収益化が可能に
-
- STEP4:広告クリック&商品購入(報酬発生)
- ・商品リンクがクリックされ、商品が購入されると報酬発生!
-
- STEP5:報酬支払
- ・報酬が最低支払額に達すると報酬が支払われる
ここで注意したい点は「STEP3の登録審査」が開始されるまでに、一定のハードルが設けられていることです。
申請から180日以内に「3回以上の適格販売の発生」が必要で、このハードルを突破しないと、登録審査は開始されません。
適格販売とは |
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Amazonアソシエイトの報酬規程に沿った販売のことを指す。「キャンセル、返品による取引不成立」や「自己クリックによる商品購入」は対象外となる。 |
登録審査合格後は、メディアに掲載した広告がクリックされて商品が購入されると、購入された商品の価格とアフィリエイト料率に応じて報酬が発生します。
ただし、実際に報酬が支払われるのは、報酬額が最低支払額(現金の場合は5,000円以上、Amazonギフトの場合は500円以上)に達してからです。
Amazonアソシエイトの報酬(料率)
Amazonアソシエイトの報酬(料率)は、以下のように、商品カテゴリー別に0%~10%の料率が設定されています(2023年5月時点)。
ただし報酬額には上限があり、いくら高額な商品が購入されても1商品1個=1,000円までとなっています。
また、Amazonでは特別プログラムやプロモーションが設けられることがあり、上記の料率表よりも有利な料率で報酬を獲得できる場合があります。
Amazonアフィリエイトで報酬を得る条件
Amazonのアフィリエイト「Amazonアソシエイト」で稼ぐためには、報酬が発生する条件をしっかりと理解しておきましょう。
メディアに訪れたユーザーが、Amazonの広告(商品リンク)をクリックした後、以下2つの条件を満たした場合のみ報酬の対象となります。
クリックの有効期限内に購入される
1つ目の条件は、商品リンクをクリックしたユーザーがクリックの有効期限内にAmazonで商品を購入すること。
クリックの有効期限 |
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ユーザーが商品リンクをクリック後、24時間以内にショッピングカートに商品を追加して、90日以内に購入すればOK |
有効期限内であれば、ユーザーがAmazonサイトから離脱してもかまいません。
ただし、ユーザーが他のWebサイトでAmazonの商品リンクをクリックすると、その時点で(24時間が経過していなくても)自サイトの有効期限は終了となります。
支払いと発送が完了する
2つ目の条件は、ユーザーが商品の代金を支払い、商品の発送が完了されること。
キャンセルや返品などで取引が成立しなかった場合や、自己クリックによる購入は報酬の対象外です。
これらが発生した場合、一旦報酬が発生しても最終的には取り消されます。
Amazonアフィリエイトのメリット
Amazonのアフィリエイト「Amazonアソシエイト」が初心者でも稼ぎやすいと言われる主な理由(メリット)は以下の4つです。
Amazonの利用者が多い
Amazonアフィリエイトの第1のメリットは「利用者が多い」ことです。
Amazonは世界的なショッピングサイトで、日本国内では「楽天」に続き第2位の利用者数をほこります。
普段からショッピングに利用している人が多いため、ユーザーは安心して商品を購入できるでしょう。
また、ネットで商品を購入するには、個人情報やクレジットカード情報を入力する必要がありますが、
Amazonなら既にアカウント登録しているユーザーが多いため、面倒な入力操作や手間が省けます。
ポイント |
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商品の種類が豊富
第2のメリットは「商品の種類が豊富」なことです。
Amazonでは国内で一般販売されているほとんどの商品、さらに国内では入手できない輸入商品なども扱っています。
また、廃盤になってしまった商品がしばらくの間、取引されているケースも多いです(入手困難なため高額になっている場合も)。
Amazonのアフィリエイトでは、Amazonで扱っている商品のすべてがアフィリエイト対象になるため、以下の点で有利です。
有利なポイント |
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|
紹介した商品以外からも収益を得られる
第3のメリットは「紹介した商品以外からも収益を得られる」ことです。
Amazonのアフィリエイトで報酬が発生するのは、広告(商品リンク)を掲載した商品だけではありません。
自分のメディアに掲載した広告をクリックしたユーザーが、クリックの有効期限内(*1)に、Amazonで別の商品を購入しても報酬が発生します。
たとえば、以下のようなケースです。
-
- 自分:ブログにAmazonの「商品A」の広告を掲載
-
- ユーザー:ブログを読み「商品A」の広告をクリック
-
- ユーザー:その後、クリックの有効期限内にAmazonで「商品B」を購入(*1)
-
- 自分:「商品B」の報酬がもらえる
広告リンクをクリックしてもらえれば、その商品が購入されなくても報酬がもらえる可能性があるということですね。
- (*1) ユーザーが商品リンクをクリック後、24 時間以内にショッピングカートに商品を追加して90日以内
YouTubeや他のSNSでも紹介できる
第4のメリットは「YouTubeや他のSNSでも紹介できる」ことです。
Amazonアソシエイトの商品リンクを直接掲載できるのは下記のSNSです。
広告掲載が可能なSNS |
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Facebook、Instagram、X(旧Twitter)、YouTube、TikTok、Twitch.tv |
国内の利用者が多いSNSに対応しているため、集客と収益化のチャンスが広がります。
ただし、SNSのアカウントごとにメディアの追加登録が必要です。
また、SNSのみ(ブログやWebサイトを持っていない場合)で登録する場合は、一定数のフォロワー数や「いいね」などの実績が必要(最低ラインは500)になります。
Amazonアフィリエイトのデメリット
Amazonのアフィリエイト「Amazonアソシエイト」の主なデメリットは以下の3つです。
紹介料率が低い
Amazonのアフィリエイトの第1のデメリットは「紹介料率が低い」ことです。
Amazonアソシエイトの紹介料率(報酬率)は最大10%ですが、報酬率が高めなのは一部の商品のみで、多くの商品は2%~5%程度です。
しかも、報酬額に上限(1商品1個1,000円まで)が設定されているため、いくら高額な商品が売れても、報酬額は1,000円まで。
ポイント |
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Amazonのアフィリエイトは、商品は売れやすいが大きく稼ぐのは難しい! |
一般的なアフィリエイトASPであれば、報酬単価は数千~数万円の商品も選べます。
しかしAmazonアソシエイトはかなり報酬額が低く、大きく稼ぐにはその分たくさんの商品を売らなければなりません。
ちなみに、同じ物販アフィリエイトである楽天アフィリエイトの報酬率は2%~4%で、Amazonと同様に報酬額の上限(商品1個の報酬は1,000円まで)が設定されています。
報酬率に関しては(若干ではあるものの)Amazonのほうが有利ですね。
登録審査が厳しい
第2のデメリットは「登録審査が厳しい」ことです。
Amazonアソシエイトの登録審査は、以前からも他のASPと比較して難しいと言われていましたが、
2020年に登録審査開始までのハードルが設けられてから、さらに厳しくなっています。
審査開始までのハードル |
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|
登録審査を受けるには、申請後180日以内に3回以上の販売実績が必要になりました。
この条件をクリアしなければ、審査を受けることすらできず、初心者にとって大きなハードルになっています。
なお、審査を通過しやすくする方法については後述(Amazonアフィリエイトの登録審査に通るには)します。
自分で購入するのはNG
第3のデメリットは「自分で購入するのはNG」なことです。
一般的なASPアフィリエイトのメリットとして「自己アフィリエイト(セルフバック)」という制度があります。
自分の広告リンクを自分でクリックし商品購入することで報酬をもらうものですが、自分の購入で報酬がもらえるのでお得です。
自己アフィリエイト(セルフバック)とは |
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|
しかし、Amazonアフィリエイトでは自己アフィリエイトが禁止されているため(報酬の対象外)、この恩恵は受けられません。
また、家族・友人・知人の購入に対しても紹介料は支払われません。
Amazonアフィリエイトの始め方(やり方)
ここからは、Amazonのアフィリエイト「Amazonアソシエイト」の始め方(登録方法・広告リンクの作成方法・登録審査に通る方法)を説明していきます。
まず、Amazonアソシエイトに登録申請しましょう。
登録申請をおこなうには、Amazonアソシエイトのトップページへアクセスして、以下の操作をおこないます。
Amazonアソシエイトのトップページに表示される「登録」ボタンを押下します。
ログイン画面が表示されるので、Amazonアカウントも持っている場合は、①「Eメールまたは携帯電話番号」と②「パスワード」を入力して「ログイン」ボタンを押下します。
ここでは、Amazonアカウントを持っていない場合を説明しますので、画面下の「Amazonアカウントを作成する」ボタンを押下してください。
「アカウントを作成」画面に切り替わるので、①「氏名」②「Eメールアドレス」③「パスワード」を設定します。
設定が済んだら、「Amazonアカウントを作成する」ボタンを押下しましょう。
すると、設定したEメールアドレスに「確認コード」が送信されます。
「確認コードの入力」画面で、送信されてきた「確認コード」を入力し、「アカウントの作成」ボタンを押下します。
次の「アカウント情報」画面で、紹介料の受取人についての情報(国・氏名・住所・電話番号を入力します。
続いて画面下部の3項目を選択します。
設定がすべて済んだら「次へ」ボタンを押下しましょう。
次の「ウェブサイトとモバイルアプリ情報」画面で、WebサイトのURLを追加します。
追加方法は①「ウェブサイト情報の入力」欄に、WebサイトのURLを記入し、②「追加」ボタンを押下すればOKです。
設定が済んだら「次へ」ボタンを押下しましょう。
次の「Webサイトとアプリの情報入力」画面では以下の項目を設定します。
項目 | 説明 |
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①登録ID | わかりやすいIDを半角英数字で設定。たとえば独自ドメイン名で使用した英数字(.comなどは含めない)など |
②Webサイトの内容 | Webサイトの説明文などを記入 |
③Webサイトの種類 | Webサイトの種類を選択肢から選択 |
④アンケート | アンケートの回答を選択肢から選択 |
⑤画像文字入力 | 上の画像に表示された文字を入力 |
⑥同意 | アソシエイト・プログラム運営規約に同意する場合にチェックする |
必須項目を設定し、「完了」ボタンを押下すれば、登録申請は完了です。
広告リンク作成のやり方
次に、Amazonアフィリエイトの広告リンク(商品リンク)を作成する方法(以下3つ)を紹介します。
公式サイトから広告を取得して貼る
もっとも一般的なのが、公式サイトで広告(商品リンク)を作成する方法です。
以前はAmazonアソシエイトのホームページから、商品リンクを作成する方法が提供されていましたが、現在はアソシエイト・ツールバーを使用する方法に変わっています。
アソシエイト・ツールバーは、Amazonアソシエイトにログインしているアカウントで、Amazon公式サイトにアクセスすると、画面の上部に以下のように表示されます。
アソシエイト・ツールバーの表示例
アソシエイト・ツールバーの設定
アソシエイト・ツールバーを利用するには、Amazonアソシエイトにログインして以下の操作をおこないます。
上部メニューの「ツール」から「アソシエイト・ツールバー」を選択します。
次の画面で「アソシエイト・ツールバーの設定はこちら」を選択します。
「アソシエイト・ツールバーの設定」画面で「ツールバー表示」をオンに設定します。
これで、アソシエイト・ツールバーの設定は完了です。
商品リンクの作成
Amazonアソシエイトにログインしている状態で、以下の操作をおこないます。
-
- ステップ1
- Amazon公式サイトにアクセス
-
- ステップ2
- 広告を掲載したい商品を探して商品ページを表示する
-
- ステップ3
- アソシエイト・ツールバーの「リンク作成」ボタンを選択する
なお、アソシエイト・ツールバーで作成できるリンクは3種類(テキスト、画像、テキストと画像)あり、それぞれ以下のような商品リンクが作成できます。
テキスト
画像
テキストと画像
あとは、自分のメディア内の任意の場所に商品リンクコードを貼るだけです。
WordPressの記事内なら「カスタムHTML」ブロックを利用して、商品リンクコードを貼り付ければOKです。
プラグインから広告を取得して貼る
商品リンクを作成する方法の2つ目は、プラグインを利用します。
WordPressを利用してブログやWebサイトを作成した場合、下記のプラグインを利用すると、簡単な操作で見栄えの良い商品リンクを作成できます。
商品リンク作成用プラグイン |
---|
たとえば、Pochippを利用すれば、以下のような商品リンクをWordPress上で作れます。
Pochippで作成した商品リンク(サンプル)
Amazonの他に、楽天市場(*1)やYahoo!ショッピング(*2)のリンクも同時に掲載可能です。
ユーザーが購入先を選択できるようになるため、購入率アップが期待できますね。
- (*1) 楽天アフィリエイトに登録、または、もしもアフィリエイトに登録&楽天市場との提携が必要。
- (*2) バリューコマース、またはもしもアフィリエイトに登録&Yahoo!ショッピングとの提携が必要。
Pochippを利用してAmazonの商品リンクを作成する手順は以下のとおりです。
-
- STEP1:Pochippをインストール
- WordPress管理画面からPochippを検索&インストールして有効化
-
- STEP2:Pochippの初期設定
- Pochippの設定画面で、Amazonアフィリエイトなどの情報を登録
-
- STEP3:Pochippブロックの挿入
- WordPressの記事編集画面(ブロックエディター)でPochippブロックを挿入
-
- STEP4:商品検索&選択
- Pochippブロック内でAmazon商品を検索し、検索結果の中から商品を選択
-
- STEP5:商品リンク完成
PochippはWordPressの公式ディレクトリに登録されているプラグインなのでインストールは簡単です。
「商品検索 → 商品リンク作成 → 商品リンクの貼り付け」の作業が、すべてPochippブロック内で完結するため、スムーズに商品リンクの作成がおこなえます。
また、一度作成した商品リンクはプラグインの管理画面で管理できるため、他の記事にも簡単に貼り付けられます。
アフィリエイトASPから広告を取得して貼る
商品リンクを作成する方法の3つ目は、他のアフィリエイトASP経由で商品リンクを作成します。
現在、Amazonのアフィリエイトが可能な主なASPは以下の3社です。
Amazonのアフィリエイトが可能なASP |
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ここでは、もしもアフィリエイトでの広告作成手順を紹介します。
提携申請
もしもアフィリエイトでAmazonの商品リンクを作成するには、事前にAmazonとの提携が必要です。
もしもアフィリエイトへログイン後、以下の操作をおこなってください。
もしもアフィリエイトの上部にある検索BOXに「Amazon.co.jp」と入力し、検索BOXの下に表示される「検索する」ボタンを押下します。
検索結果から『「Amzon.co.jp」商品購入』というプロモーションを選んで、右にある「提携申請する」ボタンを押下します。
これで提携申請完了です。審査には3~5日程度かかかりますので、しばらくお待ちください。
※楽天市場と提携するには「楽天市場」で検索して「楽天市場の商品購入 / 楽天グループ株式会社˝」というプロモーションに提携申請すればOKです。
商品リンク作成
提携審査に合格すると、Amazonの商品リンクを作成できるようになります。
Amazonと楽天市場の商品リンクを作成するには「かんたんリンク」機能を利用すると便利なので、その方法を紹介します。
もしもアフィリエイトにログイン後、以下の操作をおこなってください。
もしもアフィリエイトの管理画面の上部メニューの「メディア運営ツール」から「かんたんリンク」を選択します。
「かんたんリンク」画面で、①「商品のキーワード」を入力し、②「検索」ボタンを押下します。
検索結果一覧が表示されるので、広告を掲載したい商品を選択すると、商品リンクが作成できます。
商品リンクが作成されました。
上記例では、楽天市場の提携申請も済んでいるため、「Amazonで見る」「楽天市場で見る」という2つのリンクボタンが表示されています。
右下の「全文コピー」ボタンを押下すると、商品リンクコードが取得(コピー)できるので、自分のブログやWebサイトに貼り付ければOKです。
WordPressなら、「カスタムHTML」ブロックを利用すれば良いでしょう。
Amazonアフィリエイトの登録審査に通るには
Amazonのアフィリエイト「Amazonアソシエイト」の登録審査が厳しくなったのは事実ですが、ポイントを押さえておけば初心者でも審査通過は可能です。
ここでは、Amazonアフィリエイトの登録審査委に通るためのポイントを7つ紹介します。
プライバシーポリシーにAmazonアソシエイト参加の旨を記載する
登録審査に通るポイントの1つ目は「Amazonアソシエイト参加の旨を記載する」ことです。
この記載は「Amazonアソシエイト・プログラム運営規約」で規定されているため、漏れていると不合格の原因になります。
具体的には、以下の文言をプライバシーポリシーのページに記載すれば良いでしょう。
「Amazonのアソシエイトとして、[乙の名称を挿入]は適格販売により収入を得ています。」
「乙の名称」とは、自分のブログ名やWebサイト名のことです。
本サイト「ワプ活」であれば、以下の文言になります。
「Amazonのアソシエイトとして、ワプ活は適格販売により収入を得ています。」
プライバシーポリシーは、Webサイトに訪れたユーザーの個人情報の扱いを記載した文書で、個人運営のブログでも、個人情報保護法に則って作成する必要があります。
まだ、プライバシーポリシーのページを作成していない場合は、下記の記事を参考に作成してください。
ブログでもプライバシーポリシーは必要?記載すべき内容の雛形・テンプレートも紹介
- WordPress運営のコツ
著作権侵害などをしていないか確認する
2つ目のポイントは「著作権侵害などをしていないか確認する」ことです。
Amazonアフィリエイトでは「プログラム参加申請をお断りするサイト例」として、以下の項目が挙げられています。
「■法令または他者(社)の権利に対する侵害または違反がある場合
- 著作権侵害が認められる
※使用許諾を得ていない画像や歌詞の転載等が含まれる場合も参加をお断りする場合がございます。」
あらためて著作権侵害などの行為をしてないかを確認しましょう。
とくに、他者が作成した記事や画像の引用には注意が必要です。
一定の条件を満たせば、他者の著作物を引用することが認められていますが、その条件は下記のとおりです。
引用可能な条件 |
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フリー素材を利用する際も、利用規約をよく確認してください。
記事数を増やす
3つ目のポイントは「記事数を増やす」ことです。
審査では、Amazon が求めるカスタマーエクスペリエンスの基準に達しているかが確認されるため、ある程度の記事数が必要になります。
「すべてのサイトには、たとえ広告が削除された場合であっても、しかるべき量のオリジナルコンテンツが必要です (少なくとも 10 件の投稿が必要です)。」
最低でも10記事以上必要ですが、記事の内容が薄いと判断される可能性もあるので、良質な記事を増やすことに力を注ぎましょう。
なお、記事の追加は審査中でもかまいませんが、中途半場な状態で公開すると逆効果になってしまうので、記事が最後まで仕上がってから公開してください。
オリジナリティのある情報を掲載する
4つ目のポイントは「オリジナリティのある情報を掲載する」ことです。
Amazon が求めるカスタマーエクスペリエンスには、オリジナリティ(独自性)が求められています。
「他人のコンテンツを真似したり、もっとひどい場合コンテンツを直接コピーしたり言葉を書き換えたりすることは、何の役にも立ちません。どこからか拝借したアイデアであることに読者が気付く可能性があるだけでなく、検索エンジンが重複したコンテンツであることを検知してサイトにペナルティーを科すため、全体のランクダウンにつながります。」
他サイトの内容を真似したような記事では、オリジナルコンテンツとは言えません。
参考にするのは構わないですが、独自の視点で切り口を変えた記事に仕上げましょう。
オリジナリティを高めるには次のような方法もあります。
オリジナリティを高める方法 |
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|
Webサイト上の広告割合を下げる
5つ目のポイントは「Webサイト上の広告割合を下げる」ことです。
まだ、何も広告を掲載していない状態であれば問題ありませんが、既に他のアフィリエイト広告を掲載している場合は注意が必要です。
コンテンツ(記事)の情報量に対して広告の割合が高すぎると、ユーザー(読者)の利便性が低下すると判断され、審査に落ちやすくなってしまいます。
広告が多すぎる
↓
ユーザーの利便性が低下する
↓
審査に落ちやすい
他のアフィリエイト広告を掲載すると審査に通りにくくなるわけではありませんが、審査中はなるべく不合格になりやすい要因を排除しておきましょう。
X(旧Twitter)などのSNSでもアフィリエイトを設置する
6つ目のポイントは「X(旧Twitter)などのSNSでもアフィリエイトを設置する」ことです。
ブログやWebサイトに掲載した広告から商品を購入してもらうには、なるべく多くのユーザーに訪問してもらう必要があります。
しかし、SEO(Google検索などで上位表示してアクセス数を増やす方策)で集客するまでには、時間がかかります。
SEOとSNSの集客効果
SEO | 集客力・持続性は高いが、検索上位に表示されるようになるまでには時間がかかる |
---|---|
SNS | 集客力は低いが、即効性があり拡散力が高い(一時的な集客効果) |
そこで活用したいのが、短期間で効果を得られやすいSNSです。
Amazonアソシエイトの審査開始条件「申請から180日以内に3回以上の適格販売」を早期にクリアする方法としても有効です。
ちなみに、Amazonアソシエイトの商品リンクを直接設置できるのは下記SNSのみですが、他のSNSでも、自分のブログなどに誘導することで集客は可能です。
Amazonアフィリエイト/対応SNS |
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Facebook、Instagram、X(旧Twitter)、YouTube、Tik Tok、Twitch.tv ※SNSに商品リンクを掲載するには、SNSアカウントごとに追加登録が必要 |
それでも審査に通過できない場合の対処法
上記6つのポイントを実施しても審査に通過できない場合は、他のASPを経由する方法を検討しましょう。
Amazon商品を扱えるASPはいくつか存在しますが、以下に説明する「もしもアフィリエイト」がおすすめです。
もしもアフィリエイトで申請する
もしもアフィリエイトは、Amazonの報酬率が高く審査も通りやすいため、第1候補となるASPです。
もしもアフィリエイト経由でAmazonへ提携申請する方法は、以下の手順となります。
-
- STEP1:もしもアフィリエイトの公式サイトへアクセス
-
- STEP2:メールアドレスを入力し仮登録をおこなう
- (仮登録したメールアドレスに、登録用のURLが届く)
-
- STEP3:登録用のURLにアクセスし、会員情報を登録する
- テキスト
-
- STEP4:続いてメディア情報(Webサイト)を登録する
- (メディア情報を登録すると審査が開始~数日で審査結果が届く)
-
- STEP5:審査合格(登録完了)
- 合格通知が届けば登録完了
-
- STEP6:Amazonへ提携申請
- プロモーション検索で『「Amazon.co.jp」商品購入』を検索&提携申請する
-
- STEP7:提携申請承認
- 提携申請が承認されると、Amazon商品の広告掲載が可能になる
順調に進めば、1週間程度でAmazonの提携申請が完了します。
なお、もしもアフィリエイトについては、下記の記事にくわしく解説しています。
もしもアフィリエイトを徹底解説!特徴やメリット、始め方(ASPの登録方法)まで
- WordPress運営のコツ
もしもアフェリエイトでAmazonアソシエイトをするデメリット
もしもアフィリエイト経由でAmazonのアフィリエイトを行なう主なメリット・デメリットは以下のとおりです。
メリット |
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---|---|
デメリット |
|
以前はデメリットと言える要素はほとんどなかったのですが、2023年2月にAmazonの報酬率が以下のように変更となり、Amazonアソシエイトよりも低くなってしまいました。
Amazonアソシエイトとの報酬率の差は最大で1%ですが、報酬額が多くなればなるほど、大きな金額差になってきます。
Amazonアフィリエイトで稼ぐコツ
最後に、Amazonアフィリエイトで稼ぐコツを4つ紹介します。
審査に合格する前でも有効な方法なので、これから審査を受ける人も参考にしてください。
商標キーワードの記事を作成する
商標キーワードとは、特定の商品名やサービス名を含んだキーワードのことです。
たとえば「(商品名) レビュー」「(商品名)口コミ・評判」などが挙げられます。
商標キーワードで検索するユーザーは、すでに商品の購入を検討している段階の(購入意欲が高い)ユーザーが多く、集客できれば購入される確率が高いです。
商標キーワードとは |
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|
ただし、同じ商標キーワードでも「(商品名)使い方」「(商品名)初期設定」などは、既に商品を購入した後のユーザーが検索するキーワード(購入後クエリ)です。
アクセスを増やすためには有効ですが、商品が購入される確率は低いので注意してください。
また、人気商品はSEOでの競争率が高く上位表示するのが難しいため、初心者のうちは多少マイナーでもネット上にレビュー記事が少ない商品を狙うのもおすすめです。
実際に商品を利用してレビューする
質の高い記事(検索上位に上がりやすい記事)を作るためには、ネットにある情報を集めて商品紹介するのではなく、
実際に商品を購入し自分自身で利用してみて、その体験を元にレビュー記事を書くのがおすすめです。
説得力のあるリアルな記事を作成するには、実際に使用してみるのが一番です。
実際に商品を利用してレビューするメリット |
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|
商品を利用したときの使い勝手や感想は、オリジナリティ(独自性)の高いコンテンツになります。
リアルな使用感は、ユーザーがもっとも関心のある情報です。
自分が撮影した写真や動画を掲載すれば、さらに説得力が増し良質なコンテンツに仕上がります。
特別プログラムを紹介する
Amazonでは通常よりも報酬率が有利な特別プログラムやプロモーションが実施されることがあります。
また、以下のような「メンバー紹介プログラム」は常時実施されているので、積極的に参加しましょう。
メンバー紹介プログラム
特別プログラム | 対象行為 | 紹介料 |
---|---|---|
Amazonプライム | Amazon プライム無料体験に登録 | 1人登録につき500円 |
Amazonプライム・ビデオ | Amazon プライム無料体験に登録 | 1人登録につき500円 |
Amazon Music Prime | Amazon プライム無料体験に登録 | 1人登録につき500円 |
Amazon Music Unlimited | Amazon Music Unlimited 無料体験に登録 | 1人登録につき1,000円 |
Kindle unlimited | Kindle Unlimited 無料体験に登録 | 1人登録につき500円 |
Audible | Audible 無料体験に登録 | 1人登録につき1,500円 |
Amazonビジネス | Amazonビジネスアカウントに登録し、かつご登録情報に関するAmazonの確認が完了 | 1人登録につき3,000円 |
参考:アソシエイト・プログラム紹介料率表 別紙-アソシエイト・セントラルから一部抜粋。
メンバー紹介プログラムは、無料体験登録だけで紹介料が支払われることが多いため、成果発生のハードルが低く、稼ぎやすいプログラムになっています。
セールスイベントに力を入れる
Amazonでは年に数回、定期的にセールスイベントが開催されます。
期間限定の特別価格で通常より安く買い物ができるため、収益アップのチャンスです。
Amazonアソシエイト参加者の中には、セールの1日分で通常の1カ月分以上の報酬を稼ぐ人もいます。
Amazonで開催されるセールスベント |
---|
|
セールスイベントを最大限に利用するには、戦略的な運用が必要です。
Amazonプライムデーやタイムセールに合わせて対象商品の紹介記事やまとめ記事を投稿できるように準備しておきましょう。
なお、Amazonアソシエイトの「HOW TO ガイド」で、「Amazonセールスイベントの上手な活用方法」が公開されているので一度目を通しておくと良いでしょう。
Amazonアフィリエイトに挑戦しよう
本記事で紹介した、Amazonアフィリエイトの「審査通過のポイント」と「稼ぐコツ」を以下にまとめました。
審査通過のポイント | |
---|---|
稼ぐコツ |
登録審査には「申請から180日以内に3回以上の適格販売が必要」というハードルが設けられており、審査通過は簡単ではありません。
しかし、短期間で効果を得られやすいSNSを利用すれば、早期にハードルをクリアすることも可能です。
本記事を参考にしてAmazonアフィリエイトに挑戦しましょう。
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